【悪化】2024年5月製造業ISM製造業景況指数

どうもこんにちは株ちゃんです。
2024年5月度のISMについて速報でまとめています。
株式、債券投資ともに金利の行く末はとても重要です。ぜひ最後までご覧ください。

それではいきましょう!

4月度はこちらから

2024年5月製造業ISM®ビジネスレポート分析

目次

概要

2024年5月の製造業PMI®は48.7%で、4月の49.2%から0.5ポイント低下し、再び縮小しました。新規受注と受注残の縮小が続く一方で、生産と雇用は増加しています。サプライヤーの納品は迅速化し、原材料の在庫は減少、顧客の在庫は不足しています。価格は上昇し、輸出入も増加しています。製造業の経済活動は過去19か月で18回目の縮小となりました。

2ヶ月連続の下落となりました
特に新規受注と受注残の減少が気になる・・

良い点

  1. 生産の増加: 生産指数は50.2%で、4月の51.3%から低下しましたが、拡大領域に留まっています。
  2. 雇用の増加: 雇用指数は51.1%で、4月の48.6%から2.5ポイント上昇し、雇用が拡大しました。
  3. 新規輸出受注の増加: 新規輸出受注指数は50.6%で、4月の48.7%から1.9ポイント上昇しました。
  4. サプライヤー納品の迅速化: サプライヤー納入指数は48.9%で、4月と同じく迅速化が続いています。

雇用指数は51.1%と、4月の48.6%から上昇しました。これは、企業が依然として人材を確保しようとしていることを示しており、製造業の一部セクターでは成長が見られることを意味します。
また、サプライチェーンの混乱が緩和されつつあることを示しています。これにより、製造業の生産効率が向上し、コスト削減に寄与する可能性があります。

悪い点

  1. PMIの低下: 製造業PMI®は48.7%で、4月の49.2%から低下し、再び縮小領域に入りました。
  2. 新規受注の減少: 新規受注指数は45.4%で、4月の49.1%から3.7ポイント低下しました。
  3. 受注残の減少: 受注残指数は42.4%で、4月の45.4%から3ポイント低下しました。
  4. 価格上昇の緩和: 価格指数は57%で、4月の60.9%から低下しましたが、依然として上昇傾向にあります。

新規受注指数は45.4%で、4月の49.1%から大幅に低下しました。これは、需要が引き続き弱いことを示しており、住宅、建設、設備投資活動の低迷が影響している可能性が

詳細データ

PMIと主要指数の比較

指数2024年5月2024年4月ポイントの変化
製造業PMI®48.7%49.2%-0.5
新規注文45.4%49.1%-3.7
生産50.2%51.3%-1.1
雇用51.1%48.6%+2.5
物価57.0%60.9%-3.9
受注残42.4%45.4%-3.0
新規輸出50.6%48.7%+1.9
輸入51.1%51.9%-0.8

コメント

  • 需要の軟調: 新規受注指数がさらに低下し、需要が引き続き軟調です。
  • 生産と雇用の増加: 生産と雇用は増加しており、経済活動の一部で改善が見られます。
  • 価格の緩和: 原材料価格の上昇率が低下しており、価格指数は緩和していますが、依然として上昇傾向にあります。

4月度との比較表

PMIと主要指数の比較

指数2024年5月2024年4月ポイントの変化
製造業PMI®48.7%49.2%-0.5
新規注文45.4%49.1%-3.7
生産50.2%51.3%-1.1
雇用51.1%48.6%+2.5
物価57.0%60.9%-3.9
受注残42.4%45.4%-3.0
新規輸出50.6%48.7%+1.9
輸入51.1%51.9%-0.8

総評

2024年5月の製造業PMI®は48.7%と、4月の49.2%から低下し、再び縮小に転じました。新規受注と受注残の減少が続く一方で、生産と雇用は増加しています。サプライヤーの納品は迅速化しており、価格上昇の勢いも緩和していますが、依然として上昇傾向にあります。今後の需要回復が重要な課題となる

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