【雇用弱い】2024年5月ISM非製造業景況指数

どうもこんにちは株ちゃんです。
2024年5月度のISM非製造業景況指数について速報でまとめています。
株式、債券投資ともに金利の行く末はとても重要です。ぜひ最後までご覧ください。

それではいきましょう!

5月ISM製造業景況指数はこちら

目次

概要

2024年5月のサービス業PMIは53.8%、前月の49.4%から4.4%ポイント上昇しました。4月から改善となりました。ビジネス活動指数は61.2%、新規受注指数は54.1%、雇用指数は47.1%、サプライヤー納入指数は52.7%となり、サービス部門全体で成長が見られました。

改善も雇用が弱い

良い点

  1. サービスPMIの成長:
    • サービスPMIは53.8%と前月の49.4%から大幅に上昇し、経済の成長を示しています。
  2. ビジネス活動の増加:
    • 事業活動指数は61.2%で、前月の50.9%から10.3%ポイント上昇しました。
  3. 新規受注の増加:
    • 新規受注指数は54.1%で、前月の52.2%から1.9%ポイント上昇し、継続的な受注増加が見られます。
  4. サプライヤー納入の改善:
    • サプライヤー納入指数は52.7%で、前月の48.5%から4.2%ポイント上昇し、サプライヤーの納入パフォーマンスが改善しました。

悪い点

  1. 雇用指数の低迷:
    • 雇用指数は47.1%で、前月の45.9%からわずかに上昇したものの、依然として50%を下回っており、雇用の縮小が続いています。
  2. 価格の上昇:
    • 価格指数は58.1%で、4月の59.2%から低下したものの、依然として高水準で推移しています。

前月との比較

以下の表は、2024年4月と5月のサービスPMI®と各指数の比較を示しています。

指標4月5月変化量 (ポイント)
サービスPMI®49.453.8+4.4
ビジネス活動指数50.961.2+10.3
新規受注指数52.254.1+1.9
雇用指数45.947.1+1.2
サプライヤー納入指数48.552.7+4.2
価格指数59.258.1-1.1

業界別動向

5月に成長を報告した13のサービス業界には、不動産、医療および社会扶助、教育サービス、公共事業などが含まれ、減少を報告した業界には小売業、農業、芸術・娯楽、宿泊および食品サービス、鉱業が含まれます。

投資判断への影響

このレポートから得られる重要なポイントは、サービス業が5月に成長に転じたことです。特にビジネス活動と新規受注の増加は、今後の収益拡大を示唆しており、サービス業に関連する企業への投資が魅力的となる可能性があります。しかし、雇用の低迷や価格の高騰はコスト圧力をもたらすため、注意が必要です。

いよいよ明日は雇用統計です。私のほうでまとめ速報をアップします。

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当サイト管理人です。youtube登録者5,800人で「大切な資産を着実に増やし投資も楽しむ」をモットーに日々投資情報を発信しています。

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