AI半導体の次に来る日本株として、私が追いかけているのはJX金属(銅)・電力株・変圧器銘柄の3分野です。2026年3月に書いた記事を、2026年10月に見出しとAIでの確かめ方を足して読みやすく直しました。
この記事で得られること
- AIデータセンター → 電力網 → 銅、の順にテーマが広がる流れと、日本株の関連3分野(JX金属・電力株・変圧器)
- 電力株は東京電力・関西電力・中部電力、変圧器は日立・東芝・三菱電機の名前が挙がる理由
- ChatGPT・Claudeに決算短信を読ませて「AI関連の売上がどれくらいあるか」を確かめるプロンプト1本
2024〜2026年の株式市場は
AI半導体相場
が中心でした。
NVIDIA
TSMC
半導体装置
HBMメモリ
などが大きく上昇しました。
ただ、ここで重要なのは
AI革命はまだ入口
という点です。
AIインフラが拡大すると
次に不足するのは
電力と銅
です。
つまり
半導体
↓
電力
↓
銅
という順番で投資テーマが広がります。
今回は
AI半導体の次に来る日本株
として
①JX金属
②電力株
③変圧器銘柄
の3つに分けて、なぜAIの次に名前が挙がるのかを順に解説します。
① JX金属
AI時代の「銅銘柄」
AI相場で意外と重要なのが
銅
です。
AIデータセンターは
GPU
メモリ
通信設備
だけでは動きません。
最大のボトルネックは
電力インフラ
です。
データセンターを1つ作るだけで
数万トン規模の銅
が使われることもあります。
さらに
・EV
・再エネ
・送電網
などでも銅需要が急増しています。銅と並んで銀に注目した話はAIデータセンターで使われる銀と銅の記事にまとめています。
そのため世界では
銅不足
が問題になっています。
IEA(国際エネルギー機関)でも
2035年には銅供給が大幅不足する可能性
が指摘されています。
ここで注目されるのが
JX金属
です。
日本の非鉄金属大手で
・銅
・レアメタル
・半導体材料
などを扱っています。
つまり
AIインフラ銘柄
でもあります。
AIデータセンター
↓
電力網増設
↓
銅需要増
という流れでは
注目されやすい銘柄です。
② 電力株
AI革命で電力不足へ
AI時代の最大の問題は
電力
です。
AIデータセンターは
普通のデータセンターの
数倍の電力
を使います。
例えば
ChatGPTなどの生成AIは
従来の検索より
数倍の電力
が必要と言われています。
IEAの予測では
データセンターの電力需要は
2030年までに
大きく増加
するとされています。
つまり
AIが普及するほど
電力不足
が問題になります。
ここで注目されるのが
日本の電力株です。
例えば
・東京電力
・関西電力
・中部電力
など。
さらに
原発再稼働や電力価格の上昇も
電力会社の利益に影響します。
データセンターと電力会社の関係はデータセンターと電力株の深掘り編でさらに詳しく書いています。
AI革命は
電力株にも追い風
になる可能性があります。
③ 変圧器銘柄
AIインフラの隠れ本命
AIデータセンターは
巨大な電力を使います。
ただし
その電力をそのまま使うことはできません。
そこで必要なのが
変圧器
です。
変圧器とは
電圧を調整する設備です。
AIデータセンターが増えると
変圧器
送電設備
電力インフラ
の需要が増えます。
世界では現在
変圧器不足
が問題になっています。
日本株では
以下の企業が関連銘柄です。
・日立
・東芝
・三菱電機
など。
特に
電力インフラ事業を持つ企業は
AI投資の拡大で
恩恵を受ける可能性があります。
AI関連の売上がどれくらいあるかをChatGPT・Claudeで確かめる手順
「AI関連銘柄」と呼ばれていても、会社全体の売上のうちAIデータセンター向けがどれくらいかは会社ごとに違います。私は名前が挙がった銘柄を、決算短信と決算説明資料をAIに読ませて確かめてから追いかけるようにしています。AIに決算資料を読ませる基本の流れはChatGPTで決算分析を行う3つの活用術で解説しています。
手順は3ステップ
- 会社のIRページから、最新の決算短信と決算説明資料(PDF)をダウンロードする
- ChatGPTまたはClaudeにPDFを2つとも添付し、下のプロンプトを貼る
- AIが示したページ番号を開き、セグメント別の売上の数値が合っているかを照合する
そのまま使えるプロンプト
添付した決算短信と決算説明資料だけを根拠に答えてください。
1. セグメント(事業)別の売上高と営業利益を表にしてください
2. そのうち「データセンター」「半導体」「電力インフラ」「銅・非鉄」に関係する記述があるセグメントに印を付け、資料のページ番号を書いてください
3. 会社全体の売上高に占める、印を付けたセグメントの割合を計算してください
資料に書かれていない数値は「記載なし」と書き、推測で埋めないでください。
うまくいかないときの直し方
セグメント名に「データセンター」という言葉が無い会社では、AIが「記載なし」だけを返すことがあります。そのときは「本文中に『生成AI』『データセンター』『半導体材料』という語が出てくる段落を、ページ番号付きで全部抜き出してください」と頼み直すと、どの事業の説明にAI関連の話が出てくるかが見えてきます。
まとめ
AI革命は
半導体だけのテーマではありません。
むしろ
半導体
↓
電力
↓
銅
と
投資テーマが広がります。
日本株で見ると
注目されやすいのは
・JX金属(銅)
・電力株
・変圧器銘柄
です。
AIデータセンターが増えるほど
電力インフラと銅の需要は
大きくなります。
そのため
AI半導体の次のテーマ
として
電力と銅は
今後も重要なテーマになりそうです。
AI相場の次の流れ
AI相場は
次の順番で広がると言われています。
①GPU
②半導体装置
③メモリ
④電力
⑤銅
つまり
半導体の次は
電力インフラ
です。
その意味で
JX金属
電力株
変圧器銘柄
は
AIインフラ銘柄
と言えます。
電力需要の伸びをもっと長い期間で見た話は、AIの裏側で始まった電力スーパーサイクルの記事で書いています。
※この記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。記事内の株価・指数・業績の数値はそれぞれ記載した時点のものです。投資の最終判断はご自身でお願いします。
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