
どうもこんにちは。株ちゃんです。
今回は、住友金属鉱山(5713)について、
足元の市況や為替、景気サイクル、AI需要など総合的に見ながら、
11月の見通しを深掘りしていきます。
まず結論から言いますね。
11月は押し目を拾いたい。
中長期で強気維持。
“AIインフラ+EV+金”の三位一体は強い。
JX金属((5016)別記事参考)と似ていますが、
住友金属鉱山は素材ポートフォリオのバランスが良いため、
世界景気の波を受けつつも、下値が底堅い点が魅力です。
目次
◆直近の市場テーマと連動性
✅1. 銅(AIデータセンター配線/電力網)
アメリカのAI投資は本当に止まらないですよね。
AIサーバーは電力・配線の化け物です。
- AIサーバー1ラック=一般サーバーの4〜10倍の電力
- 送電網の増強→銅需要増
この流れはまだ初動です。
住友金属鉱山は銅比率が高く、
この恩恵をしっかり受ける企業です。
✅2. ニッケル(EVバッテリー素材)
EVは足踏み感もありますが、
中国・インド・ASEANでは引き続き強い。
欧州の政策後押しもあり、
中長期でニッケル需要は右肩上がり。
✅3. 金(安全資産)
金価格は引き続き強い基調。
- 地政学リスク
- 中央銀行の金購入
- インフレ抑制と利下げサイクルの移行
「株安時のヘッジ」も兼ねるのが強みです。
“持って安心、市況で伸びる”
このバランスは唯一無二。
◆チャート・投資家心理
チャートは、
- 9〜10月にかけ上昇トレンド
- 決算後のいったんの利益確定で調整
- ちょうど移動平均線付近で反発気味
という形。
RSIは過熱感解消、
エネルギーを溜め直した局面です。
投資家心理としても
“調整したところで拾いたい”
というムードが出ています。
◆11月の材料イベント
| 材料 | 内容 |
|---|---|
| FOMC・日銀 | 為替変動要因(円安なら追い風) |
| 金価格 | リスクオフ局面で支えに |
| 銅/ニッケル市況 | AI・EVニュースで敏感に動く |
| 半導体需給 | AI投資継続で需要強い |
決算イベントを通過している分、
地合い変動=チャンスです。
◆見通し
| シナリオ | 株価レンジ | コメント |
|---|---|---|
| ベース | 上昇基調維持 | 需給良好・素材テーマ強い |
| 強気 | 年初来高値トライ | 銅&金&円安の“3拍子” |
| 慎重 | 一時調整も下値限定 | 市況悪化時は金が下支え |
◆投資戦略
| スタンス | 戦略 |
|---|---|
| 短期 | 押し目狙い。25日線タッチは拾い |
| 中期 | EV・AI投資の波でジワ上げ期待 |
| 長期 | 金を持つ安心感+電力網投資テーマ |
分散して積むタイプの銘柄です。
◆まとめ(カンタンに)
- AI&EVの実需テーマど真ん中
- 金が下支え→防御力が高い
- 調整=買い場、11月は拾う月
- 市況敏感だが構造は強気
JX金属とセットで見ると非常に相性いいです。
“攻めのJX、守備もできる住友金属鉱山”
そんなイメージ。
ありがとうございました!







