
■ 今の状況:下落が続いていて不安

■ 出来高から見える“売りの息切れ”
初心者の方にぜひ覚えてほしいのが「出来高の見方」。
出来高とは“どれだけ取引されたか”の指標で、株の勢いを見るうえでとても大切です。

この「出来高が減りながら下げる」というパターンは、いずれ反発の予兆になることが多いんです。(私見)
■ 買い場の考え方:短期と中期で分ける
では、実際にいつ買えばいいのか。
これは「短期で反発を狙うのか」「中期でトレンド再開を待つのか」でまったく違います。
● 短期トレード(数日〜2週間)
短期で狙うなら、いまはまだ「待ち」の時間です。
今の株価(1,790円前後)は、反発の“準備段階”。
エントリーしていいのは、次のどちらかのサインが出た時です。
- 前日高値(1,830円)を上抜く陽線が出たとき
- 1,650〜1,700円で下ヒゲの長い陽線が出て、翌日その高値を超えたとき
このどちらかが出たら、出来高が40〜50百万株以上あるかを必ず確認。
出来高が伴っていなければ「見せかけの反発」の可能性があります。
短期の場合、利確目標は1,880〜1,900円。
損切りは−3〜4%、つまり1,730円を割れたら即撤退です。
初心者は、これくらい明確なルールを決めるのが大事です。
● 中期投資(数週間〜3か月)
一方で、中期的に“トレンドの押し目”を狙うなら、焦らずじっくり待つのが得策。
目安は50日移動平均線付近=1,620円前後。

このあたりで出来高が30〜40百万株に“枯れる”ように減って、
その後に出来高が前日比1.5倍以上(45〜55百万株以上)で陽線反転すれば、それが“本命の買い場”です。
利確は段階的に、まず2,100円台で1/3、2,200円前後で1/3、残りは長期でホールド。
■ 今後のシナリオ(3パターン)
最後に、今後の展開を3つのパターンで整理します。
シナリオ | 株価推移の流れ | 投資スタンス |
---|---|---|
🟢 強気シナリオ | 1,700円付近で反発 → 出来高増 → 2,000円回復 | 押し目で分割買い。2,000円超でトレンド回帰。 |
⚪ 中立シナリオ | 1,620円(50日線)まで調整 → 徐々に反発 | 反転確認後に分割買い。焦らず待つ。 |
🔴 弱気シナリオ | 1,600円を明確に割り込み → 出来高急増(投げ売り) | 一時撤退。再び出来高が落ち着くまで待機。 |
■ まとめ:下落局面は「終わり」ではなく「準備期間」
今のJX金属は、上昇相場の“踊り場”にいると考えるのが自然です。
下がっているうちは怖いものですが、“出来高が減っている下げ”はむしろチャンスの前触れ。
焦らず、反発サイン(陽線+出来高増)を確認してから、分割で拾う。
この「待てる力」が、初心者が最初に身につけるべき最大の武器です。
次のチャンスは、近い将来やってきます。
1,650円前後で静かに構えて、“反発の音”が聞こえたら入る。
JX金属を買いたい理由
このように、「AI需要×素材の裏方」という強みで、短期反発狙いだけでなく中長期の成長軸としても有望です。
そんな感じでいこうとおもいます。
ご一読いただきありがとうございました!