【利下げ】FOMCの結果と米国債の見通し

どうもこんにちは、株ちゃんです。


今回は、最新のFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果と、そこから見えてくる米国債市場の見通しについて、わかりやすく噛み砕いてお話しします。

結論から言うと、

利下げはしたけど、債券相場は“素直に上がらない”複雑な地合い

という感じです。
一緒に見ていきましょう。


目次

✅ FOMCの結果まとめ

今回のFOMCでは、政策金利が0.25%引き下げられ、
金利は 3.75〜4.00% のレンジになりました。

「よっしゃ!利下げだ!株高&債券高や!」……と行きたいところですが、
今回はちょっと様子が違います。

◆ポイントはここ

  • 今年2回目の利下げ
  • ただし次の利下げは未確定
  • パウエル議長「12月利下げは“確定事項じゃない”」
  • 政府データの遅れ(政府関連の一部停止)が不安材料
  • FRBの保有債券政策も慎重運転

つまり、

景気は弱くなってきてるけど、まだインフレを完全に安心できない

そんな微妙なバランス感です。


📉 じゃあ、債券市場はどう動いた?

利下げしたのに、なんと…

長期金利は逆に上昇しました。

たとえば10年債利回りは
4.0%前後 → 4.07%付近へ上昇

「えっ、利下げしたら金利下がって債券上がるんじゃ…?」
という方、普通の相場ならそれでOKです。

でも今は

  • 次の利下げが読めない
  • 経済データが不透明
  • 国債発行増=供給増の可能性
  • インフレがしつこい

という状況。
つまり市場は

「FRBは慎重だし、利下げペース早くないかも…」

と読んでいるわけです。


🧭 債券の今後、どう見る?

◇ 上がりやすい材料

  • 景気減速がはっきりすれば、金利は下がる
  • 安全資産需要(経済不安や株の調整)

◇ 下がりやすい材料(=利回り上がる)

  • 国債大量発行=供給増
  • インフレ再加速のリスク
  • FRBが慎重姿勢継続
  • 金利差によるドル高(海外投資家は買い渋る可能性)

まとめると、今は

利下げ局面でも債券一本勝ちは難しい相場

です。


💡 投資家向けアドバイス

  • 短期債は比較的安心(値動き小さめ)
  • 長期債は価格変動デカいので慎重に
  • TMF(米長期債3倍)などレバ債券ETFは特に注意
  • 債券は「どの期間に賭けるか」が超重要な局面

中短期債 or 債券比率をゆっくり増やす

くらいが無難。

積極派なら

長期債は“分散買い・時間分散”が必須

ですね。


🎯 今日のまとめ

テーマ内容
FOMC利下げしたけど、次は未定
債券素直に上昇せず、利回り上昇
理由インフレ不安+政策の慎重姿勢
投資姿勢期間分散・慎重運用・短期債有利局面

いまは「利下げ=債券買い」の教科書通りじゃないので、
焦らず、情報アップデートしながら進みましょう。

📘投資に関する注意事項

本レポートは情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。
株式投資には価格変動などのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

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