銘柄は 2621:iシェアーズ 米国債20年ヘッジ。
米国の長期国債に20年レベルで投資できて、しかも為替ヘッジあり。円高・円安に振られて損しにくいタイプです。
■① 米政府閉鎖がやっと解除へ → 金利低下モードが続く可能性
今アメリカは史上最長級の政府閉鎖になってて、マーケットはずっと不安定モードでした。
「閉鎖解除 → 安心して債券買い戻し」
この流れはほぼ鉄板です。
政府閉鎖が終わると、
- 経済指標の発表が正常化
- 景気のブレーキ懸念後退
- 財政不安の後退で米国債への資金回帰
こういう構図が生まれます。
要するに、“米国債が買われやすい環境に戻る” ということです。
2621は米国債そのものなので、これは完全に追い風になります。
■② 米雇用悪化 → 利下げ期待が一気に高まる
これもデカい。
ADP、チャレンジャーレポート、失業率など、ここ数週間で「雇用の弱さ」が急に出てきている。
FRB要人も
「12月0.50%利下げは適切と考える」
と発言してきていて、これは市場にとってかなり強いシグナルです。
金利って結局“景気の強さ”を映す鏡なので、雇用が悪い=金利は下へ、が基本の流れ。
特に長期金利(10年・20年)は景気敏感なので、
「金利が下がる=長期国債価格が上がる」
これはもう公式です。
現在、米20年金利は4.64%。
ここから
- 4.2%
- 4.0%
このあたりまで落ちてくると、20年債価格はかなり跳ねます。
2621が今1,110円前後で推移してるのは、まだ“本格的な金利低下”を織り込んでいません。
■③ 円安が継続しやすい環境
円高になればヘッジコストは膨らみますが、今回は逆。
- 日銀は超低金利継続
- FRBは利下げするとはいえ依然高水準
- 景気不透明 → 安全資産としてドル買い残る
つまり、「円安圧力のほうが強い」 という状況。
為替ヘッジありの2621は為替直接の影響は受けませんが、
為替市場が安定してくる=海外マネーが動きやすい、という点でプラスです。
特に日本の投資家が
「為替に振り回されたくない → ヘッジあり長期債」
と考える時期に入りやすいので、需給的にも強くなります。
■④ チャート的にも“底固め”完了の気配

- 日足:1110円付近で下げ止まり
- 週足:1100円の節目で何度も反発
- 月足:長期下降トレンドがついに横ばいへ
これは典型的な「長期金利ピーク → 債券価格底固め」の形。
金利の山が終わると、長期債の底からの切り返しは意外と速いです。
■2621の概要(ざっくり話すと…)

- 米国の20年超国債に投資
- 値動きは “金利の逆”
- 金利が下がるとETF価格は上昇
- 為替ヘッジあり → 円高/円安に左右されにくい
- 長期金利を狙う人の王道ETF
株と違って“業績”は関係なく、
金利さえ下がれば確実に上がるタイプなので、読みやすさが魅力なんですよね。
■期待リターン(現実的シナリオ)
金利4.64% → 4.2%
この程度の低下でも、長期債は +5〜7% ぐらいは普通に動きます。
4.64% → 4.0%
ここまで落ちれば、
+10〜15% も見えてくる。
つまり、
100万円 → 110万〜115万円
このラインは現実的な狙い。
利下げの規模次第では、もう少し伸びる可能性もあります。
■中期見通し(3〜6ヶ月)
僕の見立てでは、
「年内〜3月にかけては上昇基調になりやすい」 と考えています。
理由は以下の通り:
●① 政府閉鎖解除 → 不安材料が1つ消える
●② 雇用悪化 → 利下げ前倒し
●③ 長期金利の高止まりが限界
●④ インフレ沈静化の再確認フェーズ
●⑤ 債券投資が“逆張り妙味ゾーン”に入っている
株式市場のように“買い煽り”でもなんでもなく、
今は本当に「債券が買われやすい理由」がそろいすぎているんですよ。
■まとめ:2621は「今だからこそ狙えるETF」
米20年金利が4.6%台まで上がっていたのは、
歴史的に見てもかなり割高な水準。
そこから
- 雇用悪化
- 政府閉鎖解除
- 利下げ前倒し
- 金利ピークアウト
この4つが一気に出てきた。
2621が1110円前後で買える今は、
“金利ピークを逆張りで拾うチャンス” に近い。
100万円を入れる判断としては、
明らかにリスクよりリターンの方が見えている局面です。
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