ダメなのか・・JX金属週間-7%7大幅安 チャート分析と今後の見通しを分かりやすく解説します。_11/21更新

どうもこんにちは、株ちゃんです。
今日は 「JX金属の今週の値動き・市況・チャート分析」について解説していきます。


【結論】

JX金属は“調整ゾーンに完全突入”。短期はまだ下方向のリスクが勝ち、1,450〜1,550円が当面の下値候補。
ただし、1,700円台の戻りラインを明確に回復できれば、トレンド転換の芽が出るという局面です。

理由をざっくり言うと、

  • 急騰局面(8〜10月)に対する**“正常な押し目より深い調整”**になっている
  • 出来高が増えたまま下落 → 投げ売り・ロスカットが混じる“力のある下げ”
  • 市況的にも銅価格・金属市況が弱め
  • 金利上昇で素材株は逆風気味
  • チャートは三角持ち合い下抜け → 調整ゾーン入り

という感じですね。

では、1週間単位でどう動いたのか、数字で整理しながら見ていきます。


【1. 今週の値動き(5日間の騰落まとめ)】

まずは、今週のJX金属の動きを表にまとめます。

目次

■ 今週の騰落データ(11/17〜11/21)

日付終値前日比変化率出来高
11/211,601.5-105.5-6.18%57.79M
11/201,707.0+89.5+5.53%32.92M
11/191,617.5+1+0.09%46.79M
11/181,616.0-145-10.45%34.77M
11/171,804.5+66.5+4.82%30.23M

ざっくり言うとこうです↓

●上昇は2日だけ
●下落は3日、しかも下げ幅が大きい
●特に 11/18 と 11/21 の2回、出来高を伴う急落

つまり、
「売り圧力>買い圧力」だった週と言えます。


【2. 市況(マクロ・素材市況)の影響】

JX金属は、特に銅・ニッケルなど非鉄金属の市況に強く連動します。
今週は、

  • 米10年債利回りが再び上昇
  • 中国PMI低迷
  • 銅とニッケル価格が軟調
  • 日本株全体も素材セクターが冴えない

という「逆風コンボ」が重なりました。

特に銅価格は 4.0ドル → 3.85ドル台へ下落基調(※LME動向によると)。
JX金属の業績は銅の精錬からの利益が大きいので、銅の下落は短期的には素直に株価マイナスです。


【3. チャート分析:今どこにいる?どこまで落ちうる?】

■ ① 大きな流れ:三角持ち合いの下に抜けた

チャートでは明確に、

  • 上値を切り下げる下降トレンドライン
  • 50日線を割り込み
  • 直近の横ばいサポート(1,750円付近)を下抜き
  • 現在は 1,450〜1,600円の“調整ボックス”

に入っています。

「上昇トレンド→横ばい→下目線に変化」

という流れです。


■ ② 下値のメド:黄色の調整ゾーン(1,450〜1,550円)

チャートの黄色の帯は、

  • 過去に出来高が集中
  • ローソク足も揉み合っている
  • 投資家が“買って・売って・迷って”いた価格帯

つまり “価格が止まりやすいゾーン” です。

よって目先の下値候補は

● 第1ターゲット:1,550円

● 最終ライン:1,450円

この範囲に入ると買いが入りやすくなります。


■ ③ 上値のメド:1,700〜1,780円

逆に戻り売りが出やすいのは、

  • 青:10日線(1,779円付近)
  • 黄色:50日線(1,879円付近)
  • 過去の水平線(1,750円)

ここを一発で抜けるのはかなりハード。

なので買い目線に切り替わるには

● 1,780円を明確に突破

→ さらに1,850円台で定着

が必要です。


【4. 今週の総括:上昇の反動+悪材料の重なり】

JX金属は8月〜10月にかけ、
約1,000円 → 2,200円まで “ほぼ倍” の急上昇。

過去の経験上、
こういう急騰銘柄は

  • 2〜3割押し
  • 時には4割押し

が普通です。

今回の調整幅は以下の通り。

直近高値現在値調整幅下落率
2,200円1,601円-599円-27.2%

上昇幅の約3割押し。
「まだ普通の調整の範囲内」と言えます。


【5. 来週以降の見通し:買い場か?まだ危険か?】

来週以降のポイントはこの3つです。


■ ① 1,550円割れ → 下げ加速のリスク

このラインを割ると、
アルゴ売りが走りやすく 1,450円方向へ一直線 の可能性があります。

初心者の方ほど「落ちるナイフ」を掴みやすいので要注意。


■ ② 出来高が減って落ち着くか?

今は下げでも出来高が多い=投げ売りが続いている状況。
これが

  • 出来高が減る
  • 陰線が短くなる
  • 下げ幅が縮む

という動きが出ると“底固め”のサイン。


■ ③ 上値抵抗(1,700〜1,780円)を超えられるか?

ここを超えるまで上昇トレンドには戻らないと思ってOK。
逆に言えば、
このゾーンを上抜けたら“買いの検討余地あり”です。


【6. 最後】

今回のJX金属のように、

  • 出来高急増
  • トレンド転換
  • 調整ゾーン

が見えるチャートは、素材株だけでなく
半導体・ハイテク株でもよく出るパターンです。

次は、

「調整ゾーンの見極め方」
「投げ売りと底固めの見分け方」

このあたりを知っておくと、
短期でも中期でも売買の判断がかなり楽になります。

ご希望があれば次の記事としてまとめますので、
「次はここを知りたい!」と気軽に送ってくださいね。

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