2024年4月製造業ISM製造業景況指数

どうもこんにちは株ちゃんです。
4月度のISMについてまとめています。
株式、債券投資ともに金利の行く末はとても重要です。ぜひ最後までご覧ください。

それではいきましょう!

2024年4月製造業ISMビジネスレポート分析

目次

概要

2024年4月の製造業PMIは49.2%と、3月の50.3%から1.1ポイント低下し、再び縮小に転じました。新規受注と受注残の減少が見られる一方、生産は増加し、雇用は減少しました。サプライヤーの納品は迅速化し、原材料の在庫は減少、顧客の在庫も不足しています。価格は上昇し、輸出は減少、輸入は増加しています。製造業の経済活動は16か月連続で縮小した後、1か月の拡大を経て再び縮小しました。

良い点

  1. 生産の増加: 生産指数は51.3%であり、3月の54.6%から低下しましたが、拡大領域に留まっています。
  2. 雇用の減少率の鈍化: 雇用指数は48.6%となり、3月の47.4%から1.2ポイント上昇。雇用の減少率が鈍化しています。
  3. サプライヤー納品の迅速化: サプライヤー納入指数は48.9%で、3月の49.9%よりも迅速化しています。
  4. 価格の上昇: 物価指数は60.9%で、3月の55.8%から上昇。商品価格の上昇が見られます。

悪い点

  1. PMIの低下: 製造業PMI®は49.2%で、3月の50.3%から低下し、再び縮小領域に入りました。
  2. 新規受注の減少: 新規受注指数は49.1%で、3月の51.4%から低下しました。
  3. 輸出の減少: 新規輸出受注指数は48.7%で、3月の51.6%から低下。輸出の減少が続いています。
  4. 受注残の減少: 受注残指数は45.4%で、3月の46.3%から低下しました。

詳細データ

PMIと主要指数の比較

指数2024年4月2024年3月ポイントの変化
製造業PMI®49.2%50.3%-1.1
新規注文49.1%51.4%-2.3
生産51.3%54.6%-3.3
雇用48.6%47.4%+1.2
物価60.9%55.8%+5.1
受注残45.4%46.3%-0.9
新規輸出48.7%51.6%-2.9
輸入51.9%53.0%-1.1

コメント

  • 需要の回復: 一部の製造業セクターでは需要が回復しており、今後の成長に期待が持てます。
  • 価格上昇の懸念: 原材料価格の上昇が続いており、コスト圧力が増しています。
  • 輸出の低迷: 海外の需要が減少しており、新規輸出受注の減少が見られます。

総評

2024年4月の製造業PMI®は49.2%と、3月の50.3%から低下し再び縮小に転じました。新規受注と受注残の減少が見られる一方、生産は増加し、雇用の減少率も鈍化しています。サプライヤーの納品の迅速化や価格の上昇が見られますが、輸出の減少が続いており、今後の需要回復が鍵となる

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