JX金属チャート分析と見通し解説_12/12

どうもこんにちは、株ちゃんです。
今回は
JX金属のチャート分析と今週の値動き振り返り、そして来週の見通しまで、
今週の相場全体も絡めて、噛み砕いてまとめます。

結論

・今週は上下にかなり振らされる荒い値動き
・1,650円〜1,800円のボックスを意識した攻防
・長期の下降トレンドラインはまだ上抜けできていない
・ただし安値は切り上がっており、下値不安は後退
・来週は1,800円台定着できるかが最大の分かれ目

正直、弱気一色でも強気一択でもない、
「方向感を探している途中」という局面です。

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１．今週のJX金属の値動きをざっくり振り返り
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まずは数字から整理します。

直近の終値推移
・12月2日　1,667円
・12月5日　1,777円
・12月9日　1,728円
・12月11日　1,698円
・12月12日　1,768.5円

1週間で見ると
・安値：1,652円
・高値：1,813円
・値幅：約160円

かなりボラ高めです。

特に目立ったのが
・上がった翌日にしっかり売られる
・出来高を伴って急落→自律反発

典型的な
「トレンド転換前の神経質な動き」
という印象です。

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２．ローソク足と出来高から見る今週の特徴
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今週の特徴を整理すると、こんな感じ。

・陰線、陽線が交互に出る
・上ヒゲ、下ヒゲが多い
・出来高が急増する日が複数回

具体的には
11月21日：出来高5,779万株（急落）
11月25日：2,867万株
12月5日：2,088万株

これは
「投げと拾いが同時に起きている」
サインです。

どちらか一方が完全に勝っていない。
だから方向が定まらない。

逆に言えば
・売りたい人はかなり売った
・下値では拾う勢力も明確

そんな地合いです。

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３．チャート形状のポイント整理（テクニカル）
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チャートを噛み砕いて見ると、重要ポイントは3つ。

① 長期下降トレンドライン
高値を結んだ下降トレンドはまだ継続中。
直近では1,850円〜1,900円付近が強烈な壁。

② 移動平均線
・短期線（青）：価格に絡み始めている
・中期線（黄）：まだ上値を抑える位置

完全な上昇転換なら
中期線を明確に上抜けたいところ。

③ ボックスレンジ
今の主戦場は
1,650円〜1,800円。

ここを抜けるまでは
「レンジ相場」という認識が無難です。

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４．今週の相場環境がJX金属に与えた影響
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今週の全体相場も、JX金属には影響しています。

プラス材料
・米FOMCで利下げ継続
・米景気は急減速せず
・リスクオフ一色ではない

マイナス材料
・日銀の利上げ観測（0.75％）
・円高圧力
・素材株全体への警戒感

JX金属は
・素材
・市況
・為替
この3点の影響をもろに受けます。

だから
「米国が良くても、日本要因で上がり切らない」
そんな1週間でした。

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５．来週のJX金属、注目ポイント
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来週の注目点はシンプルです。

① 1,800円台に定着できるか
・1,780〜1,800円は戻り売りゾーン
・ここを終値で超えられるか

② 出来高が伴うか
・出来高なしの上昇は続かない
・2,000万株超えでの陽線は好サイン

③ 円相場
・円高が進めば重し
・円安に振れれば追い風

逆に
1,650円を再度割ると
「もう一段下を試す」
シナリオも出てきます。

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６．株ちゃん的まとめとスタンス
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今のJX金属、正直なところ

・強気で突っ込む場面ではない
・でも悲観するほど弱くもない

そんな位置です。

個人的な整理としては
・1,650円割れ → 要警戒
・1,800円明確突破 → 流れ変化
・それまではレンジ前提

今週は
「上下に振って投げさせる相場」
でした。

来週は
「どちらに抜けるかの予兆」
が出始める週になる可能性があります。

次に注目したいのは
・1,800円を超えた後の値動き
・その時の出来高
・為替と日経平均の方向

この3点です。

次回は
JX金属が1,800円を超えた場合と、
逆に割れた場合、
それぞれのシナリオも整理していきます。

また一緒に追っていきましょう。