NVIDIA好決算&米雇用統計悪化で株高債券高も。前提は○○_11/19更新

目次

20日は“半導体と金利”が一気に動く日

── どうもこんにちは、株ちゃんです。

今日は 11月20日 NVIDIA決算(日本時間6時)
同日22:30発表の米雇用統計 をセットで整理し、
その先の 金利・株価・SOXL の見通しまで
噛み砕いて解説していきます。


【結論】

  • NVIDIA決算:ガイダンスは市場予想を上回る可能性が高い
  • 雇用統計:予想は“弱め”の水準
    → 数字がこのとおり出れば 金利は下落方向
  • 両方が「株↑ 金利↓」に向かう可能性が高く、
     半導体株・SOXLにはプラスの組み合わせ

ざっくり言うと、

「NVIDIAが業績で引っ張り、
雇用統計が金利を抑える」

= ハイテクにとっては 最も追い風が吹きやすい1日

youtubeでも解説しています!


1.まずは雇用統計の“正しい予想値”から整理

■ 市場予想(11月20日発表予定)

指標市場予想前回コメント
非農業部門雇用者数(NFP)+5.5万人2.2万人かなり弱い予想
失業率4.3%4.3%横ばい
平均時給・前月比+0.3%+0.3%高止まり感
平均時給・前年比+3.6%+3.7%少し鈍化

つまり市場予想は、

✔「雇用はかなり減速」

✔「賃金は鈍化傾向」

✔「失業率は横ばい」

という “弱め”のシナリオ を想定しています。


2.雇用統計が弱いと市場はどう動く?

結論:金利が下がりやすい → 株が上がりやすい

理由を噛み砕くと、

  • 雇用者数+5.5万人は“リセッション手前レベルの弱さ”
  • 賃金の伸びが止まってきている(インフレ圧力の低下)
  • 失業率横ばいで「悪すぎない」

つまり、

→ FRBが利下げに近づく

→ 米10年金利は下がりやすい(4.1% → 3.9%台)

→ ハイテク株・SOXLは買われやすい

この“弱い雇用統計”は、ハイテク側にとっては追い風です。


3.NVIDIA決算を噛み砕いて整理(予想+注目点)

■ 市場予想

  • 売上:約550億ドル
  • EPS:約5ドル
  • ガイダンス:600億ドルを超えるかが最大の焦点
  • データセンター比率:約80%

■ 注目される理由

  • AIサーバー需要が世界中で爆発的に増加
  • NVIDIAのGPUは“供給不足”が続いている
  • H100 → H200 → Blackwellと世代交代が加速

4.今回の決算、どこが上振れしやすい?

ガイダンスは上振れの可能性が高い と思っています。

理由は以下の3つ。

① H200・Blackwellの予約が2025年分まで埋まりつつある

供給能力が追いつかず、先着順の状態。

② 中国向け規制の悪影響を“クラウド需要”が吸収

Amazon・Microsoft・GoogleのAI投資が
前年比+20〜30%で続いている。

③ 世界的にAIサーバー投資が持続

市場予測では
2024〜2026年がピーク と言われている。


5.NVIDIA決算後の株価&SOXLの動き(シナリオ別)

【A:ガイダンス大幅上ブレ(強い決算)】

  • NVIDIA:+7〜12%
  • SOXL:40〜45ドル
  • NASDAQ:+2〜3%
    → “AI相場再点火” の最強パターン

【B:予想通り(無難)】

  • NVIDIA:−2〜+5%
  • SOXL:33〜37ドルで横ばい

【C:ガイダンス弱い(失望)】

  • NVIDIA:−8〜15%
  • SOXL:30〜32ドル
    → 半導体全体に急落が広がりやすい

今回の決算は、ガイダンスで全てが決まる と言っていいです。


6.NVIDIA決算 × 雇用統計 → “最終的に金利へ落とし込む”

今の相場で最も重要なのは、

NVIDIAが“株価を動かす”
雇用統計が“金利を動かす”

という点。

この2つの結果が組み合わさることで
市場の方向性は4パターンに整理できます。


【① NVIDIA強い × 雇用統計弱い → 最強の組み合わせ】

  • 株:↑
  • 金利:↓
  • 半導体:↑↑
  • SOXL:40〜45ドル

→ これが最も起こり得る“理想形”


【② NVIDIA強い × 雇用統計強い】

  • 株:↑
  • 金利:↑
  • 半導体:上昇だが頭は重い
  • SOXL:37〜40ドル

【③ NVIDIA弱い × 雇用統計弱い】

  • 株:↓
  • 金利:↓
  • 半導体:混乱するが底割れしない
  • SOXL:31〜34ドル

【④ NVIDIA弱い × 雇用統計強い → 最悪パターン】

  • 株:↓↓
  • 金利:↑
  • 半導体:↓↓
  • SOXL:30ドル割れのリスク

■ 最後のまとめ(修正版)

  • 雇用統計は 予想が弱め(+5.5万人/賃金3.6%)
  • この数字に近い結果なら 金利は下方向
  • NVIDIA決算は ガイダンス上ブレの可能性が高い
  • この2つを合わせると、
    株↑ 金利↓ = 半導体とSOXLに追い風
  • 11月20日は“半導体と金利が同時に動く”最大のイベント日

そろそろ株高を期待したい・・

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本レポートは情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。
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