中東情勢が緊迫しています。
イランと米国・イスラエルの対立が激化し、ホルムズ海峡の航行がほぼ停止するという異常事態になっています。
現在
・ホルムズ海峡の航行量 約92%減少
・日量約2000万バレルの原油供給に影響
という報道もあり、原油価格は急上昇しています。
ではこの状況は
JX金属の株価にどう影響するのでしょうか。
今回は、チャートも踏まえて
「JX金属が動く理由3つ」を整理します。
米国とイランの対立はなぜ起きているのか
米国とイランの対立は、実はここ数年で突然起きたものではありません。
背景には長年続く中東の地政学問題があります。
大きな転機となったのは、イランの核開発問題です。
イランは核開発を進めており、アメリカやイスラエルはこれを強く警戒しています。
もし核兵器を保有すれば、中東の軍事バランスが大きく崩れる可能性があるためです。
さらにイランは
・レバノンのヒズボラ
・パレスチナ武装組織
・イエメンのフーシ派
など、中東各地の反米勢力を支援していると言われています。
こうした状況の中で、イスラエルとイランの軍事衝突が激化し、それを支援する形でアメリカも関与する構図が生まれました。
現在起きている最大の問題
ホルムズ海峡の混乱
今回の戦争で世界経済にとって最も重要なのが
ホルムズ海峡です。
ホルムズ海峡とは
サウジアラビア
UAE
クウェート
カタール
など中東の産油国が石油を輸出するための海上ルートです。
実は世界の原油の約20%がこの海峡を通っています。
つまり
世界の石油の5分の1が通る超重要ルートです。
ところが現在、この海峡の船舶航行がほぼ停止状態になっています。
報道によると
・航行量は約92%減少
・日量約2000万バレルの供給が停滞
という非常に異常な状況になっています。
もしこの状態が長期化すれば、世界のエネルギー価格に大きな影響が出ます。
原油価格が急上昇
実際に市場ではすでに影響が出始めています。
原油価格(WTI)は
一時82ドル台まで上昇
しました。
市場では
・90ドル
・100ドル
を意識する声も出始めています。
原油価格が上がると
・ガソリン
・輸送費
・電力
・食品
など、あらゆるコストが上昇します。
つまり
インフレが再び加速する可能性があります。
米国の金利にも影響
現在の米国債金利は
2年債 約3.6%
10年債 約4.1%
30年債 約4.7%
と、再び上昇しています。
これは市場が
「インフレが再燃するかもしれない」
と警戒しているためです。
通常、中央銀行はインフレが強いときには金利を下げることができません。
つまり
利下げ期待が後退する可能性があります。
これは株式市場にとってはマイナス材料になります。
AI半導体にも影響
さらに同時に出てきたのが
AI半導体の輸出規制問題です。
米国政府は
・AI用GPU
・高性能半導体
の輸出規制を検討していると報じられています。
これまでの規制は主に中国向けでしたが、今回の案は
全世界対象
という話も出ています。
もし実施されれば
・NVIDIA
・AMD
・AI半導体関連企業
などのビジネスにも影響が出る可能性があります。
AIブームは続いていますが、政治リスクも無視できなくなってきました。
湾岸諸国の資金が動く可能性
もう一つ重要なニュースがあります。
サウジアラビアやUAEなどの湾岸諸国は
米国資産への投資見直し
を検討していると報じられています。
湾岸諸国の政府系ファンドは
約2兆ドル以上
を
・米国株
・不動産
・プライベートファンド
などに投資しています。
もし戦争長期化で資金を引き揚げれば
米国市場への売り圧力
になる可能性があります。
現在のJX金属の株価
現在株価
4,050円付近
チャートを見ると
・急騰トレンド継続
・押し目形成中
・移動平均線の上
という形になっています。
特に重要なのは
25日線(青線)付近で反発している点
これは
トレンド継続型の押し目
の典型パターンです。
RSIも70近辺まで上昇していましたが、現在は少し落ち着きつつあります。
つまり
過熱感はやや解消しつつある状態
です。
理由① 戦争は「資源株」に資金が集まりやすい
戦争が起きると、マーケットではある特徴が出ます。
それは
資源株への資金流入
です。
理由はシンプルで
戦争
↓
原油価格上昇
↓
インフレ上昇
↓
資源価格上昇
という流れになるからです。
実際に今回も
WTI原油
+7%
まで急騰しました。
資源株は
・エネルギー
・鉱山
・非鉄金属
などが代表的です。
JX金属は
銅を中心とした非鉄金属企業
なので
資源株として資金が入りやすい
ポジションにあります。
理由② AI時代は「銅」が圧倒的に不足する
JX金属の最大のテーマは
銅です。
実はAI時代は
銅の需要が爆発的に増えます。
理由は以下です。
AIデータセンター
↓
電力需要爆発
↓
送電設備増設
↓
銅大量使用
例えば
データセンター1つ作るだけでも
数千トン規模の銅
が使われると言われています。
さらに
・EV
・再生可能エネルギー
・電力網
なども銅需要を押し上げています。
そのため世界では
銅不足が深刻化
しています。
つまり
JX金属は
AIインフラ銘柄
でもあります。
理由③ 地政学リスクは銅価格を押し上げやすい
もう一つ重要なのが
地政学リスクと資源価格の関係
です。
戦争が起きると
・物流混乱
・供給不安
・インフレ懸念
が発生します。
すると
資源価格が上昇しやすくなります。
銅は
「ドクターカッパー」
と呼ばれるほど
世界経済の温度計
と言われています。
もし
・原油上昇
・インフレ再燃
・インフラ投資
が同時に起きると
銅価格はさらに上昇
する可能性があります。
JX金属のチャートポイント
現在のチャートで重要なポイントは
4000円ライン
です。
ここは
・心理的節目
・移動平均線
が重なっています。
もしこのラインを維持すると
次のターゲットは
4500円〜4800円
が意識されます。
逆に
4000円を割ると
3800円付近
までの調整はあり得ます。
ただし長期トレンドはまだ
上昇継続
の形です。
今後の注目ポイント
JX金属の株価を左右するのは主にこの3つです。
① 中東戦争の長期化
② 銅価格の上昇
③ AIインフラ投資
特にAI投資は
・NVIDIA
・データセンター
・電力インフラ
などを通じて
銅需要を大きく押し上げる可能性があります。
まとめ
今回の中東情勢は
・原油
・インフレ
・資源価格
を通じて、株式市場に影響を与えています。
JX金属は
資源株+AIインフラ銘柄
という位置づけのため、
今のような
・地政学リスク
・AI投資
の環境では注目されやすい銘柄です。
もちろん短期的な調整はありますが、長期テーマとしては
銅需要の拡大
が続くかどうかが重要になりそうです。
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