どうもこんにちは、株ちゃんです。
今日は「最強優良“株主優待”銘柄5選」を、ざっくり・噛み砕いてご紹介します。
先に結論から言うと、
“生活でガンガン使えて、業績も比較的安定”という意味での「最強5銘柄」はこのあたりかな、というラインナップです。
- イオン(8267):オーナーズカードで3〜7%キャッシュバック
- 日本マクドナルドHD(2702):年2回の食事優待券
- すかいらーくHD(3197):ガストなどで使える食事券
- KDDI(9433):全国グルメのカタログギフト+高配当
- NTT(9432):dポイントがもらえる長期優待
それぞれ「優待の内容」「使いやすさ」「企業の安定感」という3点で選びました。
ここから1つずつ、図解風にわかりやすく解説していきますね。
1. まずは結論と全体像:優待は「生活で使い倒せるか」がポイント
ざっくり言うと、
“優待のために無理して買う”より、普段からよく使うサービスを持っている会社を選ぶのが王道です。
- 日常の買い物 → イオン
- 外食 → マクドナルド・すかいらーく
- 通信・インフラ+配当 → KDDI・NTT
今回の5銘柄は、
「優待だけが魅力」というより、事業も比較的安定+優待もお得という意味でバランスが良い組み合わせです。
ざっくり一覧にするとこんなイメージです。
| 銘柄名 | コード | 優待ジャンル | 優待のざっくり内容 | 権利確定月 | 最低株数 |
|---|---|---|---|---|---|
| イオン | 8267 | 日常の買い物 | オーナーズカードで3〜7%キャッシュバック | 2月・8月 | 100株 |
| 日本マクドナルドHD | 2702 | 外食 | セットが無料になる優待食事券(年2回) | 6月・12月 | 100株 |
| すかいらーくHD | 3197 | 外食 | ガストなどで使える優待食事券(年2回) | 6月・12月 | 100株 |
| KDDI | 9433 | 通信・グルメ | 全国グルメカタログギフト(長期保有で増額) | 3月 | 100株 |
| NTT | 9432 | 通信・ポイント | dポイント1,500ポイントなど(長期保有条件) | 3月 | 100株 |
※株価や最低投資額は日々変わるので、購入前に必ず証券会社の画面で最新を確認してください。
2. 優待投資の基本をざっくり整理
個別銘柄に入る前に、優待を見る時の「チェックポイント」をサクッと整理しておきます。
- 権利確定月
- 「いつまでに株を持っていれば優待がもらえるか」の基準日
- 長期保有条件
- 最近は“1年以上保有でランクアップなど長期優遇が増加
- 優待利回りだけ追いすぎない
- 株価が大きく下がれば、優待で得した分が一瞬で吹き飛びます
- 本業の安定感
- インフラ・日常消費・生活必需の企業は、景気後退期にも比較的強い傾向
このあたりを頭に入れたうえで、最強優良5銘柄を見ていきましょう。
3. 最強優良優待銘柄5選:個別解説
3-1. イオン(8267)── 家計に直撃で効くオーナーズカード
イオンの優待といえば有名な「オーナーズカード」。
半年の買い物合計に対して、株数に応じて3〜7%のキャッシュバックが受けられます。

- 100〜499株:3%
- 500〜999株:4%
- 1,000〜2,999株:5%
- 3,000株以上:7%
※株式分割があり100株→1%などに変更になっています。
さらに「お客さま感謝デー」の5%オフと合わせて使えるため、
実質10%近い割引感覚で買い物できるケースもあります
向いている人
- 普段からイオン・マックスバリュでよく買い物をする
- 食費・日用品の出費を少しでも抑えたい
- 家族持ちで月の食費がそれなりにかかる
ポイント
- 「生活防衛優待」の代表格
- 使えば使うほどリターンが増える“使用量連動型”
- イオン系列をほとんど使わない人にとってはメリットが小さいので要注意
3-2. 日本マクドナルドHD(2702)── インフレにも強い“食事券”優待
マクドナルドの株主優待は、
バーガー類・サイドメニュー・ドリンクの引換券が各6枚セットになった食事券の冊子が年2回もらえる仕組みです。

- 100株保有で、冊子1冊 × 年2回
- 高単価メニューと組み合わせると、1冊で数千円分以上の価値になることも
向いている人
- 子どもがいて、マックに行く頻度が高い
- 外食費を少しでも抑えたい
- 「お小遣い枠」で楽しみながら優待を使いたい
ポイント
- 価格改定(値上げ)があっても、優待券1枚でセットが食べられるのでインフレに比較的強い優待
- 全国どこにでも店舗があるので、地方在住でも使いやすい
- 人気が高く、権利取り前に株価が上がりやすい傾向がある点は要注意
3-3. すかいらーくHD(3197)── ファミレス優待の“ド定番”
ガストやバーミヤン、ジョナサンなどを展開するすかいらーくHD。
株主優待は、グループ店舗で使える食事割引券(電子チケット)です。

- 100株:2,000円相当 × 年2回(合計4,000円)
- 1,000株まで持ち株数に応じて金額アップ
2025年9月発送分からは電子チケット化され、
スマホで管理しやすくなったのもポイントです。
向いている人
- 外食のメインがファミレス系というご家庭
- 「ガストのモーニング」「バーミヤンのちょい飲み」など日常使いが多い人
- 優待を“家族の外食イベント”に使いたい人
ポイント
- 飲食系は業績の波が出やすいので、決算内容は定期的にチェックしたいセクター
- 優待改定の歴史もあるので、「内容変更リスク」は頭の片隅に置いておく
3-4. KDDI(9433)── グルメカタログ+高配当の“鉄板インフラ”
KDDIは通信大手で、株主向けに全国47都道府県のグルメから選べるカタログギフトを提供しています。
- 100株以上・5年未満保有:2,000円相当
- 100株以上・5年以上保有:3,000円相当 など、長期保有でランクアップ
向いている人
- 優待と一緒に安定配当も欲しい人
- 毎年“ふるさと納税ミニ版”みたいな感覚でグルメを楽しみたい人
- ドコモよりau派…という方も気分的に持ちやすいかもしれません
ポイント
- 通信インフラ事業でキャッシュフローが安定しやすい
- 配当利回りも比較的高めで、「優待+配当」でトータル利回りを狙いやすい銘柄
- 長期保有前提の設計なので、短期で売買を繰り返すより“持ち続ける”前提の人向け
3-5. NTT(9432)── dポイントがもらえる“長期保有インセンティブ”
NTTも通信インフラの大御所ですが、
株主優待としてdポイント1,500ポイント(長期保有で付与)などの制度があります。
- 一定期間以上の継続保有が条件
- d払い・dショッピング・コンビニなど、使い道が幅広い
向いている人
- すでにdポイント経済圏を使っている人
- 通信インフラ銘柄を長期にじっくり持ちたい人
- 「ポイント系の優待が好き」という方
ポイント
- ポイントは現金よりも“使いやすさ・使い道”が大事
- NTT自体は規模が大きく、超高成長銘柄ではないものの、インフラとして安定感はある
- 優待自体は“おまけ”的な位置づけなので、配当と事業内容をメインで見る銘柄
4. ライフスタイル別「どれを選ぶ?」ざっくりマップ
優待は“自分がどこでお金を使っているか”で価値が変わります。
ざっくりですが、こんな選び方のイメージです。
- 食費・日用品の節約を第一優先
- → イオン(オーナーズカードで生活費を削る)
- 外食の回数が多い・家族で外食が楽しみ
- → 日本マクドナルドHD
- → すかいらーくHD
- 優待も欲しいけど、配当もしっかり欲しい
- → KDDI(グルメカタログ+高配当)
- → NTT(dポイント+通信インフラ)
- 1銘柄に偏らず、生活の“出費項目”ごとに分散したい
- 例:
- 食費:イオン
- 外食:マック or すかいらーく
- 通信・インフラ:KDDI or NTT
- 例:
こんな感じで、「自分の家計簿」をざっくり眺めながら
“どの出費を優待で少しでも軽くしたいか”を考えて選ぶと失敗しにくくなります。
5. 優待投資の落とし穴とリスクも一応チェック
優待銘柄は楽しいのですが、いくつか落とし穴もあります。
- 優待改悪・廃止リスク
- 有名どころでも「優待終了します」というケースは普通にあります
- 株価下落リスク
- 優待価値よりも株価の下落幅のほうが大きくなると、本末転倒
- 優待目的の“買いすぎ”
- 家計で使い切れないほど優待をもらっても、持て余すだけ
- 税金の存在
- 優待そのものには税金はかかりませんが、売却益や配当に課税がある点は忘れずに
ここをざっくり押さえたうえで、
「優待はあくまで“投資のオマケ”」くらいの感覚で見るとバランスが良いです。
6. まとめと「次に知っておきたいこと」
最後に、今日のポイントをもう一度だけ整理します。
- 優待選びは“生活でどれだけ使い倒せるか”が超重要
- 最強優良5選は、イオン・マクドナルド・すかいらーく・KDDI・NTT
- 日常の出費(食費・外食・通信)を優待でジワジワ削るイメージで組み合わせる
- 優待利回りだけでなく、事業の安定性・配当・改悪リスクもあわせてチェック
「優待って楽しそうだけど、どこから見たらいいかわからない…」という方は、
今日の5銘柄の中から、自分のライフスタイルに一番近いものを1〜2銘柄だけ調べてみるところからでOKです。

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