どうもこんにちは、株ちゃんです。
今日は SOXL(Direxion Daily Semiconductor Bull 3x) が
39.19ドル(+8.35%) と大幅反発したので、
最新ニュース・金利・半導体動向・テクニカルを全部まとめて解説していきます。
1|結論:短期リバウンドは本物。ただし中期は“金利とNVIDIA次第”で上下に振れる相場
まず結論からざっくり。
- 一時 32ドル割れ の全面リスクオフから 3日連続反発
- 今日の +8.35% で短期線(青)を明確に上抜け
- 半導体全体のセンチメントは 金利低下&原油安 で改善
- 日本時間で伝わった ウクライナ和平協議の進展報道 → リスクオン
- GoogleのTPU(独自AIチップ)が脅威? → 市場は「大した影響なし」で反転
結論としては、
「短期は明確に反発トレンドへ。ただ中期はまだ不安定で、NVIDIAの決算と米金利が方向性を決める」
という状況です。
2|直近のニュースまとめ(SOXLに影響が大きい順)
① 米金利低下 → SOXLに最も強い追い風
- 米10年金利が 4.36% → 4.26% 台へ低下
- 債券買い戻し&米PPIが市場予想並み
PPI総合:2.7%(前回2.6%)
→ 金利が落ちると
「ハイテク・特に半導体株は一気に買われる」
SOXLには最大のプラス材料。
② Google TPUショックは「思ったより影響小さい」?と市場が判断か
先週は一時、
「GoogleのTPUでNVIDIA不要説」
の見出しで半導体が全面安になりました。
しかし、最新のアナリストレポートでは…
- TPUは Google向けの内製品(売上の拡大余地は限定的)
- NVIDIAのデータセンター売上は
“40%が他クラウド、30%が企業、30%が政府・研究” - NVIDIAのAI GPU(H100/H200)は依然シェア圧倒
つまり、
「Google1社がNVIDIAを使わなくても、売上はほぼ揺るがない」
この認識が広がり、
半導体は3日連続で買い戻されました。
③ ウクライナ和平協議の条件合意報道 → リスクオン
ロイター系の報道で、
「和平条件について一部合意」
というニュースが流れ、
世界株が一斉にリスクオンへ。
- 原油価格下落(インフレ懸念後退)
- 債券買い増し(金利低下)
- 株式リスク資産に資金流入
SOXLの急反発の“最後の押し”になりました。
3|SOXLの値動き(過去2週間の流れ)
急落〜反発の動きを数値で整理します。
| 日付 | 終値 | 変化率 | 出来高 |
|---|---|---|---|
| 11/20 | 30.81 | -14.32% | 228.88M |
| 11/21 | 31.73 | +2.99% | 205.54M |
| 11/24 | 35.86 | +13.02% | 108.83M |
| 11/25 | 36.17 | +0.86% | 108.63M |
| 11/26 | 39.19 | +8.35% | 104.20M |
ポイントは3つ:
- 32ドル(年初来ライン)で強烈な買いが入った
- 出来高が高いまま上昇 → ショートカバー+実需買い
- 過去にも“長期線で反転”するクセがある
4|チャート分析
チャートを見ると、非常に重要なポイントが3つあります。

■ ① 長期線(黄色)を“下からタッチして反発”
- 現在の長期線:約35.9ドル
- 今日の終値:39.19ドル
→ きれいに サポート反発
これはSOXLの“典型的な押し目パターン”です。
■ ② 短期線(青)を上抜け → 短期トレンド転換
短期線は心理を表すラインですが、
- 下向き → 上向きに角度が変化
- ローソク足が線の上に復帰
→ リバウンド初動の形
■ ③ 上値のレジスタンスは「42〜44ドル帯」
理由:
- 11月〜12月に何度も叩かれたゾーン
- NVIDIAやSOX指数の天井圏と一致
39ドル → 42ドル付近が
今後の一番大事なポイントです。
5|今後の見通し(シナリオ別)
◆ 強気シナリオ(確率40%)
- 金利が4.2%台を維持
- NVIDIA反発
- Google TPU懸念が完全に後退
→ 42ドル突破 → 44ドル → 48ドル も視野。
SOXLは3倍レバなので
NVIDIA+5%でSOXLは+10〜15%動きます。
◆ 中立シナリオ(確率45%)
- 39〜42ドルのレンジ相場
- 金利4.2〜4.4%の横ばい
- NVIDIAは上下に振れながらも総じてヨコヨコ
→ このケースが最も起きやすい。
◆ 弱気シナリオ(確率15%)
- 金利再上昇(PCEショックなど)
- NVIDIA決算で失望
- 戦争リスクの再悪化
→ 36ドル割れ → 33ドル も再びあり得る。
ただ、この場合でも
32ドルゾーンは買い圧が非常に強いです。
6|スタンス別の考え方
● 短期(1〜7日)
- 38.5〜39ドルで耐えたら上狙い
- 42ドル手前で一度利確が無難
● 中期(2週間〜1ヶ月)
- 35〜36ドルで押し目買いが良い戦略
- NVIDIAが回復してくれば45ドル台まで戻す余地
● 長期(数ヶ月)
- AI投資はまだ序章
- 2025年もデータセンター投資拡大は続く
- 半年スパンでは 55〜60ドル回帰 も十分あり
■まとめ:SOXLは反発初動。本番は“42ドル”を超えてから
最後に1行でまとめると…
「短期反発は本物。勝負ラインは42ドル。
ここを抜けるかどうかで“反発”から“トレンド転換”に変わる」
となります。あがってくれ・・

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