TSMC超絶決算分かりやすく解説します_1/15

【結論】TSMCは「AI時代のインフラ企業」になった

今回のTSMC決算を一言で言うと、

「AI需要を総取りして、半導体業界で一社だけ別次元の利益を出している」

です。

  • 売上は +20〜25%成長
  • 利益率は もはやIT企業レベル
  • 設備投資は 年間8兆円規模
  • しかも 来期もさらに強気

👉 好決算+将来も明るい
👉 株価が強いのは「当然」と言える内容です。


目次

① まず押さえたい:TSMCって何者?

TSMCは簡単に言うと、

「世界中の半導体設計会社の“工場”を一手に引き受けている会社」

  • NVIDIA
  • Apple
  • AMD
  • Qualcomm
    👉 全部TSMCに製造を丸投げ

AI半導体・スマホ用チップ・サーバー用CPU
最先端チップはほぼTSMC製です。


② 売上 +20.5% ← 何がすごい?

普通の大型企業で 売上+20% は異常です。

  • 半導体は景気循環が激しい
  • 成熟企業は一桁成長が普通

それなのにTSMCは
👉 AI需要だけで20%以上伸ばしている

しかも年間売上は
初の1,000億ドル(約16兆円)突破

👉 もう「成長企業」ではなく
👉 国家レベルの産業インフラ


③ 利益率が意味不明なほど高い理由(ここ重要)

● 粗利益率 62.3% って何?

ざっくり言うと、

売上100円あったら、原価引いて62円残る

製造業でこれは異常。

  • 普通の製造業:20〜30%
  • 優良製造業:40%前後
  • TSMC:62%

👉 完全に一強だから価格決定権がある


● 営業利益率 54.0%

これはもう

GAFA級

営業利益率54%=
売上100円 → 54円が利益

理由はシンプル👇

  • 最先端プロセスはTSMCしか作れない
  • 顧客は「高くてもTSMCしか選べない」
  • 設備が巨大すぎて新規参入不可

👉 独占に近い構造


● 純利益率 48.3%

最終的に、

売上の半分が純利益

Appleですら40%台前半。
TSMCはそれを超えてきた。

👉 半導体企業というより
👉 AIインフラの“徴収装置”


④ QoQで利益率が上がってるのがヤバい理由

今回さらにヤバいのは、

売上が増えただけじゃなく、利益率がさらに上がっている

普通は

  • 受注増 → 残業・コスト増 → 利益率低下

でもTSMCは逆。

理由👇

  • 3nmなど高単価チップの比率が上昇
  • AI向けHPCが爆増
  • 稼働率がフル回転

👉 量も単価も上がっている


⑤ 技術別売上が示す「TSMC最強説」

● 7nm以下が77%

つまり、

「最先端しかやってない会社」

  • 3nm:28%
  • 5nm:35%

👉 利益が出るゾーンだけを独占
👉 古い技術はやらない


● プラットフォーム別:HPC 55%

HPC=AI・データセンター向け。

  • NVIDIAのGPU
  • AIアクセラレータ
  • サーバー用CPU

👉 AI需要=TSMCの売上

スマホも回復してきているので
AI+スマホの二刀流


⑥ 設備投資 520〜560億ドル ← これの本当の意味

8兆円規模 の設備投資。

これが何を意味するかというと、

この金額が半導体製造装置メーカーに流れ込む

  • ASML(EUV露光装置)
  • 東京エレクトロン
  • ディスコ
  • アドバンテスト

👉 TSMCがアクセル踏めば、装置株も伸びる

しかもTSMCは
「AI需要は一時的じゃない」と明言。

👉 設備投資は 継続前提


⑦ 2026年の見通し

● 短期(数ヶ月)

  • 決算は完全にポジティブ
  • ガイダンスも市場予想超え
    👉 押し目は買われやすい

● 中期(1年)

  • AIサーバー増設は止まらない
  • 3nm → 2nmへ
    👉 利益率は高止まり

● 長期(数年)

  • 「TSMC不要論」が出ない限り最強
  • 地政学リスクだけが最大懸念

👉 AI時代が続く限り、TSMCは王者


【まとめ】TSMC決算を一言で

  • 売上:爆増
  • 利益率:異常
  • 設備投資:国家予算級
  • 将来:AI次第でさらに成長

👉 TSMCは半導体企業ではない
👉 AI時代のインフラ企業

数字が意味わからんくなるのも当然です。
それくらい 一社だけ別世界 にいます。

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