どうもこんにちは、株ちゃんです。
今日は JX金属 が反発したので、
「チャート的に今どこ?」「買い場は近い?」「下値はどこまで?」
を、ざっくり&噛み砕いて整理していきます。
1|結論:短期はまだ下落トレンドの中。中期は“1,500〜1,300円”が強めの押し目ゾーン
最初に結論から。
- 今日の終値 1,641.5円(+1.89%)
- 一時は 1,610円台まで下落したが、日中に反発
- ただし、大局では 下降トレンドラインの真っ最中
- 短期線(青)は下向き
- 長期線(黄:約75日線)は上昇→やや横ばいへ変化
結論としては、
「急落パニックはひと段落。ただし下降トレンドの途中で、まだ底打ち確定とは言えない位置」
チャート的には
1,500〜1,300円が“本命の押し目ゾーン” に見えます。
(あなたが事前に描かれた黄色ボックスも、まさにその位置)
2|今日の値動き:久々の反発。ただ“出来高の減少”は注意ポイント
◆今日の値動き
- 終値:1,641.5円(+30.5円 / +1.89%)
- 出来高:1,665万株(平均3,948万株)
- → 出来高は平均の半分以下
→ 大きな買い戻しではなく「短期の戻り」
◆直近の荒い値動き(11月18〜21日で合計 −24%超)
| 日付 | 終値 | 変化率 | 出来高 |
|---|---|---|---|
| 11/18 | 1,616 | -10.45% | 34.77M |
| 11/19 | 1,617.5 | +0.09% | 46.79M |
| 11/20 | 1,707 | +5.53% | 32.92M |
| 11/21 | 1,601.5 | -6.18% | 57.79M |
この4日間だけで
上へドーン → 下へドーン → また下へズドン
という、典型的な「急落後の乱高下」になっています。
これは
- 短期勢の利確・損切り
- ファンドのポジション調整
- コモディティ(銅・金)価格の急変動
などが重なったときによく出るパターンです。
3|チャート分析:下降ウェッジ+“中段の揉み合いゾーン”へ突入中
◆下降トレンド継続中
- 上値抵抗線(緑線):8月以降ずっと抑えられている
- 今日の反発もまだ抵抗線のかなり下
- → トレンド転換まで距離がある
◆重要サポート帯:1,500〜1,300円
今のチャート構造上、非常に重要。
理由は3つ:
① 9月の急上昇前の「基準値」が1,300〜1,400円
② 長期線がこのエリアに向かって下落中
③ 出来高の厚い価格帯(VPVRでも中心)
このゾーンは市場が強く意識するので、
押し目候補として最も自然なレンジ です。
◆直近の短期シグナル
- 短期線(青)は下向き → まだ買い優勢ではない
- ローソク足は“十字・陰線混じりの揉み合い”
- → 「一旦下げ止まったが本気の反転ではない」
4|ファンダメンタルズ:銅相場・中国景気・金利低下の追い風
◆① 銅相場の反発傾向
銅価格は10月以降弱かったものの、
直近はやや反発。
- 「利下げ期待」
- 「中国刺激策」
- 「ウクライナ情勢の一部緊張緩和(和平案報道)」
などが背景。
JX金属は銅・ニッケル・金の価格と連動しやすく、
金利低下+銅相場安定=株価の下支え要因 になります。
◆② 米金利低下(10年債:4.3% → 4.2%台へ)
金利が下がると
- 資源株への評価割引が小さくなる
- 新興国需要に追い風
これはJX金属にとってプラス材料。
◆③ 中国関連ニュース
- 中国のインフラ投資拡大(鉄鋼・銅需要が回復)
- PMI改善の兆し
ここも銅需要にはプラス。
5|「売られすぎ?」を3つの指標でチェック
◆① 下落率から見た“過熱度”
- 高値 2,350円 → 現在 1,640円
- ▲30%以上の調整=過熱感の解消
◆② 出来高
- 急落時:5,700万株前後
- 今日:1,600万株
→ 投げ売りは一回出た(=売り圧のピークは越えた可能性)
→ ただ“買い戻しの本丸”はまだ来ていない
◆③ バリュエーション
- 時価総額:1.49兆円
- 銅などの価格は今年安定化
→ 業績は極端に悪くない
割安とは言い切れませんが、
過度に割高でもないゾーンに回帰 しています。
6|明日以降のポイントとスタンス別の考え方
◆チェックポイント
- 銅価格の動き
- 米金利(10年債)
- 中国景気指標(PMIなど)
- 1,600円ラインの攻防
- 大きめの陽線+出来高増加が出るか
◆スタンス別の考え方
■短期トレード勢
- 1,600円が下限になれば反発余地あり
- ただし上値は1,700〜1,720円が壁
■押し目狙いの中長期
- 本命は 1,500〜1,300円ゾーン
- 長期線が近づくタイミングと重なれば強い押し目
■慎重派
- トレンドラインを上抜け(1,800円台回復)
- → トレンド転換を確認してから 参戦でも遅くない
まとめ
- JX金属は“急騰後の調整モード”が続いており、
- 今日の反発は「一旦の下げ止まり」
- ただし、大局はまだ下降トレンドラインの中
- 1,500〜1,300円が最も自然な押し目ゾーン
- 金利低下・銅相場安定が追い風になりつつある
結論:
「パニック売りのピークは越えたが、本気の反転はもう少し先」
“押し目本命”はやはり1,500〜1,300円付近。
もっとあがってくれ・・

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