
どうもこんにちは、株ちゃんです。
今日はアメリカのフィンテック企業「SoFi Technologies(ソーファイ)」の2025年第3四半期(7〜9月期)決算を取り上げます。
結果から言うと、またしても“文句なしの好決算”。売上・利益ともに市場予想を上回り、時間外取引では株価も上昇しています。
💡 まずは決算ハイライトをざっくり
今回のSoFiの決算、数字で見ていきましょう。
- 売上高:9.61億ドル(前年+38%)
→ 予想の8.87億ドルを大きく上回りました。 - EPS(1株利益):0.11ドル(予想0.08ドル)
→ 利益はなんと+120%成長! - 純利益:1.39億ドル(+130%)
- EBITDA(営業利益的な指標):2.76億ドル(+49%)/利益率29%
- 預金残高:329億ドル(前年+36%)
しかも、SoFiは貸出業務が強くて、融資実行高(ローン発行額)は99億ドルで前年+57%!
内訳を見ても、
- 個人ローン:75億ドル
- 学生ローン:15億ドル
- 住宅ローン:約9.5億ドル
と、どの分野も勢いが止まりません。
👥 会員数・サービスも右肩上がり
SoFiは“オンラインで全部完結する総合金融アプリ”みたいなもの。
口座、クレジット、投資、保険、全部ひとつのアプリで管理できます。
今回の決算では、
- 会員数:1260万人(+35%)
- 提供サービス総数:1860万(+36%)
- うち金融サービス製品:1610万(+37%)
と、利用者もサービスも急拡大。まさに「ワンストップ金融プラットフォーム」としての地位を確立しつつあります。
CEOも「過去最高の売上とメンバー数。SoFiの戦略は持続的な成長を生み出している」と自信たっぷり。
📈 通期見通しも上方修正
経営陣は2025年通期見通しを引き上げました。
- 売上高:35.4億ドル(+36%)
- EPS:0.37ドル(予想0.32ドル)
- EBITDAマージン:29%維持見込み
一方で、アナリストの中には「すでに株価に成長期待が織り込み済み」という声もあります。
確かにSoFiの株価は、2025年に入ってからすでに約2倍になっています。
🧭 今後の注目ポイント
ここから先、SoFiを見るうえで大事なのは3つです。
💬 見通し(個人の感想です)
正直、SoFiはフィンテックの中でも「実績と将来性のバランスが取れた優等生」です。
数字だけでなく、サービス構造がしっかりしてるのが強み。
銀行機能をベースに、投資・保険・カードなどを一体化して収益を積み上げているのは他社にない特徴です。
ただし、株価がすでに高めなので「短期では利確売りの揺り戻し」もありそう。
個人的には、次の押し目(27〜28ドル台)で拾う戦略が現実的だと思っています。
RSI(相対力指数)も60前後と過熱ではないので、長期ホルダーにはまだチャンスありです。
✅ まとめ
- 売上・利益ともに過去最高で好決算
- 会員・サービス数ともに大幅増加
- 通期見通しを上方修正(強気姿勢)
- 株価は上昇トレンド継続中、ただし短期的には一服も
この「金利低下→フィンテック復活」シナリオが現実化すれば、SoFiは再び注目銘柄の中心に返り咲くかもしれません。
次の四半期では、どこまでその勢いを維持できるか。引き続きウォッチしていきましょう。
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