どうもこんにちは、株ちゃんです。
今日は JX金属(5016)本日の値動きと、明日以降どう見ていくか を、米利下げ見通し&米株高の流れもからめて噛み砕いて整理します。
1|今日の結論:「急落一服+小反発。まだ“様子見レンジ”の中」
まず結論から。
- 終値は 1,611円(+9.5円、+0.59%)
- 過去1か月では 約▲20%(397円安) と、まだ大きく調整中
- ただし今日は下ヒゲをつけて小反発 → “総投げ”モードからは一歩落ち着いた
- 米国では 12月利下げの確率が8割前後まで上昇、ナスダックも+2〜3%級の上昇でリスクオン気味
- とはいえJX金属は、チャート上まだ下降トレンドの途中。
1,550〜1,650円の「もみ合いゾーン」をこなして、1,700円台を取り戻せるか が次の焦点です。
2|今日の値動きをざっくり分解
● 価格と出来高
- 終値:1,611円
- 高値・安値:おおよそ 1,600円割れ〜1,630円台のレンジ
- 出来高:約2,867万株(30日平均約4,055万株よりやや少なめ)
● ローソク足の形
- 直近の大陰線のあと、
今日は 実体の小さい陽線+下ヒゲ という形 - 「とりあえず1,600円割れでは買いも出てきた」サイン
● 投資家のざっくり心理
- 1か月で▲20%落ちたことで、
「さすがに売りすぎか?」という声も増えている - 一方で、2,300円→1,600円まで落ちているので
「戻りは売られやすいよね…」という慎重な見方も多い
3|米利下げ見通し&米株高はJX金属に追い風か?
今の相場を語るうえで外せないのが 米金利と米株の流れ です。
● 米株は大きく反発
- 昨晩の米市場は
- S&P500:+1.5%前後
- ナスダック:+2.7%前後 とテック株中心に大幅高
● 12月利下げの確率が急上昇
- CME FedWatchによると、
12月FOMCでの利下げ確率は80%超まで上昇 - 今年、米FRBはすでに数回の利下げを実施済みで、
10月会合時点の政策金利は 3.75〜4.00% レンジまで下がっています
● JX金属への影響
- 利下げ期待 → 米長期金利低下 → ドル安・円高になりやすい
- 一方で、株式市場全体には「景気ソフトランディング期待」が広がり、
銅など景気敏感な資源価格には中長期でプラス の材料 - つまりJX金属にとっては
- 為替面では少し逆風(円高)
- 銅需要・リスクマネーの面では追い風
という、プラマイ入り混じる状態です。
今は「利下げ=リセッション懸念」ではなく、
“インフレ落ち着き+景気そこそこ”という想定がメイン なので、
中期的には 資源株にとって悪くない環境 と見てよさそうです。
4|チャートと需給から見る“今の位置”
● 過去1か月のざっくり推移
- 1か月前:約2,000円前後
- 今日:1,611円
- 変動:▲397円(▲19.8%)
かなり早いスピードで下げているので、
テクニカル的には「戻りやすいけど、すぐ上に売りが大量」 という位置です。
● 想定レンジ
- 短期の下値メド:1,550円前後
- ここを割ると、先週の安値ゾーンを再び試す展開
- 心理的なライン:1,600円
- 今日守れたかどうかが、明日の投資家の気分に影響
- 上値メド:1,700〜1,750円
- ここは直近で何度も跳ね返されているゾーン
→ 明日以降の基本シナリオは「1,550〜1,700円のボックス」
ここをどちらに抜けるかで、
「調整継続」か「反発トレンド入り」かが見えてきます。
5|ざっくりフェアバリューと意識ライン
最新の指標はこんな感じです。
- EPS(直近12か月):80.5円
- PER:21.5倍
- 売上高:7,149億円
- 当期純利益:682億円
- ベータ(1年):2.0 → 市場平均の約2倍ブレやすい銘柄
● PERからざっくりフェアバリュー
非鉄金属・資源株のPERは、
だいたい 15〜20倍 が「普通」ゾーンと考えられます。
そこで3パターン計算すると…
- 弱気:PER 16倍 → 80.5 × 16 = 1,288円
- 中立:PER 18倍 → 80.5 × 18 = 1,449円
- 強気:PER 20倍 → 80.5 × 20 = 1,610円
● 今の株価との関係
- 現在:1,611円
→ PER 20倍ちょうどあたり
ざっくりいうと、
「業績だけ見れば“やや高め〜妥当”、
1,450円を割ってくると中長期では割安ゾーン」
というイメージです。
なのでチャート的に 1,400円台前半〜1,300円台 まで
一瞬突っ込む場面があれば、
中長期の投資家からすると「真剣に検討したくなる水準」になってきます。
6|明日以降チェックしたいポイント
最後に、明日からどこを見ればいいかを整理しておきます。
● 明日からのチェックポイント
- ① 1,600円を終値でキープできるか
→ 保てれば「底固めモード」、割れると再度1,550円試し - ② 出来高の変化
→ 上昇しながら出来高増:買いの質が良いサイン
→ 下落で出来高増:まだ投げ売りが残っているサイン - ③ 銅先物価格と米金利の動き
→ 銅が反発しはじめると、中期では追い風になりやすい - ④ 日経平均・TOPIXの地合い
→ 全体が“利下げ期待で買い”なら、遅れて資源株にも回ってくる可能性
上がってほしいが厳しいか・・

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