【速報】4月米国消費者物価指数CPI鈍化 TMF見通し 

どうもこんにちは株ちゃんです。

本日15日に発表された米国消費者物価指数の結果概要の速報です。

それではいきましょう!

まず予想ですが、前月から下落の3.4%となっていましたが、予想通りで、24年12月ぶりの鈍化となります。さらにコアも3.8%→3.6%と下落しインフレ鈍化が期待されます。

以下概要を取りまとめます。

目次

概要

2024年4月の消費者物価指数(CPI)は、前月比で0.3%の上昇を記録。この上昇は主に住居費とガソリン価格の上昇によるもので、これらは全体の上昇分の70%以上を占めました。年間ベースでは、全体のCPIは3.4%の上昇を示しており、エネルギーと食品を除いた指数は3.6%の上昇となりました。

上昇要因の多くがエネルギー

良い点

  • エネルギー価格の上昇:エネルギー指数は月間で1.1%上昇し、特にガソリン価格が2.8%上昇しました。これは経済活動の回復を示している可能性があります。
  • 住居費の安定した上昇:住居費指数は0.4%上昇し、年間ベースで5.5%の上昇を示しました。これは不動産市場の強さを反映しています。

住居費の上昇が懸念点か。下がってきたときが特にヤバい兆候へ

悪い点

  • 食品価格の停滞:食品指数は変動がなく、特に家庭用食品は0.2%の減少を示しました。これは消費者の購買力に影響を与える可能性があります。
  • 中古車・トラックの価格低下:中古車とトラックの指数は1.4%減少し、これは市場の需給バランスの変化を示しているかもしれません。

食品弱め。スタバやマクドの決算も微妙でしたね。。一般消費者の財布がきつくなってきているかも

カテゴリ別詳細分析

食品

  • 食品全体:前月比で0.0%、前年同月比で2.2%の上昇。
  • 家庭用食品:前月比で0.1%減少、前年同月比で1.1%上昇。
    • 肉類、家禽、魚、卵:前月比で0.1%減少、前年同月比で1.0%上昇。特に卵の価格が7.3%減少。
    • 果物・野菜:前月比で0.2%減少、前年同月比で1.7%上昇。
    • シリアル・ベーカリー製品:前月比で0.6%上昇、前年同月比で0.6%上昇。

エネルギー

  • エネルギー全体:前月比で1.1%上昇、前年同月比で2.6%上昇。
    • ガソリン:前月比で2.8%上昇、前年同月比で1.2%上昇。
    • 電力:前月比で0.1%減少、前年同月比で5.1%上昇。

その他

  • 衣料品:前月比で1.2%上昇、前年同月比で1.3%上昇。
  • 医療ケア:前月比で0.4%上昇、前年同月比で2.6%上昇。
  • 中古車・トラック:前月比で1.4%減少、前年同月比で6.9%減少。

前月との比較

  • 2024年3月に比べ、CPIは0.4%から0.3%に減速しました。
  • エネルギー指数の上昇は引き続き高水準を維持しており、食品指数は停滞しています。
  • 住居費の安定した上昇が見られ、これは不動産市場の強さを示しています。

1年の推移

  • 全体のCPIは過去12ヶ月で3.4%上昇し、これは前年同月比で減少しています(3.5%から3.4%)。
  • エネルギー指数は2.6%上昇、食品指数は2.2%上昇と、エネルギー価格の上昇が全体のインフレに寄与しています。
  • 住居費は5.5%上昇し、全体のCPI上昇の主要因となっています。

投資判断

エネルギー価格の上昇と住居費の安定した上昇は、エネルギーセクターと不動産セクターへの投資を引き続き魅力的にしています。一方、食品価格の停滞と中古車市場の価格低下は、消費者の購買力や市場の需給バランスに影響を与える可能性があるため、慎重な監視が必要です。

TMFチャート分析

最後に20年物金利チャートを確認します。鬼下げ7TMFは3%近くの上昇へ 21:50時点 きたか・・!
長い戦いの小休止となりそうです。(またそのうち上がると思いますが)

結論:本命のCPI消費者物価指数が鈍化したのは金利にとっていい影響。株高にもつながる

以上です。ご一読ありがとうございました。

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この記事を書いた人

当サイト管理人です。youtube登録者5,800人で「大切な資産を着実に増やし投資も楽しむ」をモットーに日々投資情報を発信しています。

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