PCEデフレータ 4月度概要まとめ

どうもこんにちは株ちゃんです。
本日は4月度PCEデフレータが発表されたので概要をとりまとめました。
株式、債券投資ともに金利の行く末はとても重要です。ぜひ最後までご覧ください。

それではいきましょう!

そもそもPCEデフレータとは何かは以下記事を参考にしてください

簡単に記載しておきます。

PCEデフレータとは

PCEデフレータ(Personal Consumption Expenditures Deflator、個人消費支出デフレータ)は、米国経済におけるインフレーションの指標の一つです。この指標は、個人が支出する商品の価格変動を測定し、全体の物価上昇率を評価するために用いられます。PCEデフレータは、消費者の生活費の変化を反映するため、金融政策の決定や経済分析において重要な役割を果たします。

PCEデフレーター・前月比

項目予想結果前回前回改定値
PCEデフレーター・前月比0.4%0.3%0.3%

PCEデフレーター・前年比

項目予想結果前回前回改定値
PCEデフレーター・前年比2.7%2.7%2.7%

PCEコアデフレーター・前月比

項目予想結果前回前回改定値
PCEコアデフレーター・前月比0.3%0.2%0.3%

PCEコアデフレーター・前年比

項目予想結果前回前回改定値
PCEコアデフレーター・前年比2.8%2.8%2.8%

良い点

  • 個人所得の増加: 4月の個人所得は653億ドル増加し、これは報酬や資産からの所得収入、政府の社会給付の増加が反映されています。
  • サービス支出の増加: サービス支出が491億ドル増加し、特に住宅・公共料金、ヘルスケア、金融サービスの分野での支出が顕著に増加しました。

インフレにとっては悪材料

経済状況を想像する。

インフレの持続:

  • PCE価格指数が0.3%上昇しており、インフレが継続していることを示唆しています。特に、サービスの価格上昇が目立ちます。

消費者支出のシフト

  • サービス支出が増加し、商品支出が減少していることから、消費者の支出が商品からサービスへシフトしていることが示唆されます。これは、経済が回復し、消費者がサービス(旅行、外食、娯楽など)に戻っていることを反映している可能性があります。余裕がないとサービスに金を回さない

実質所得の減少

  • 実質DPIと実質PCEがそれぞれ0.1%減少していることから、インフレの影響で実質的な購買力が低下していることがわかります。これは消費者がインフレに対処するために支出を抑制している可能性があります。

安定した所得増加

  • 個人所得の増加は安定していますが、増加率は高くないため、経済全体の成長ペースが緩やかであることを示しています。これにより、中央銀行の金融政策がインフレ対策と経済成長のバランスを取る必要があることが示唆されます。

以上です。ご一読ありがとうございました。

おすすめの記事です

参考ウェブサイト

管理人

当サイト管理人です。youtube登録者5,800人で「大切な資産を着実に増やし投資も楽しむ」をモットーに日々投資情報を発信しています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

当サイト管理人です。youtube登録者5,800人で「大切な資産を着実に増やし投資も楽しむ」をモットーに日々投資情報を発信しています。

コメント

コメント一覧 (1件)

目次