目次
① 今回の決算、何が一番重要だった?
🔥 一番のサプライズ
👉 受注高 €13.2B(予想 €7B)
これは正直、決算の主役はここ。
- 売上・EPSは「想定内〜やや弱め」
- でも 受注=将来の設備投資意欲そのもの
CEOコメントとも完全に一致:
中期の設備投資計画が大幅に引き上げられている
👉
「AI需要は一過性じゃない」
という顧客側の“腹落ち”が数字で出た。
② 良い点(ポジティブ)
✅ ① 受注が異常に強い
- €13.2Bは EUV・High NA前提
- メモリやロジックの“様子見”フェーズを超えつつある
👉
2026〜27年の設備投資の種は、すでに蒔かれた
✅ ② High NAが現実フェーズに
- Q4で High NA 2台分を売上計上
- 研究開発止まり → 商用フェーズに移行
👉
これは
「ASMLの次の10年」の入口
✅ ③ 2026年も“成長の年”と明言
- 通期売上:€34B–39B(中央値 €36.5B)
- 粗利率:51–53%
成長率は鈍化しても、
高成長 × 高利益率は維持。
③ 悪い点・市場が嫌がりそうなところ
⚠️ ① 1Q売上ガイダンスが弱い
- 市場予想 €9.3B
- ガイダンス €8.2–8.9B
👉
短期的には「減速」に見える
ただしこれは:
- EUVの検収タイミング
- 四半期ブレが大きいビジネス
構造的悪化ではない。
⚠️ ② 成長率はピークアウト感
- FY25:+15.6%
- FY26:+11.7%(中央値)
👉
「爆発的成長」から
“大型インフラ企業フェーズ”へ
= バリュエーション調整は起きやすい。
④ 半導体市況への示唆(ここ重要)
ASMLが示したメッセージはこれ👇
AI需要は中期的に強い
→ だから設備投資計画を引き上げている
これは
SOX指数・半導体全体にとって超ポジティブ
⑤ SOX・アドバンテストとの関係性
🧠 役割分担で見るとこう
| 企業 | 役割 | 市況への意味 |
|---|---|---|
| ASML | 前工程の心臓 | 設備投資の意思確認 |
| アドバンテスト | 後工程のボトルネック | 量産フェーズの本気度 |
| SOX指数 | 全体温度計 | 投資家心理・金利感応 |
今回の決算を翻訳すると
- ASML受注爆増
→ 半導体メーカーは「作る気マンマン」 - ADV好決算+上方修正
→ 「作るだけじゃなく、量産も止まらない」
👉
前工程も後工程もOK
= 半導体市況は“本物寄り”
⑥ じゃあ株価はどうなりやすい?
ASML
- 短期:
→ ガイダンス弱めで 一旦調整あり得る - 中期:
→ 押したら拾われやすい
アドバンテスト
- ASML受注増=数四半期後のテスタ需要
- すでに好決算だが
市況裏付けがさらに強化された形
SOX指数
- 金利次第でブレるが
ファンダは崩れていない
🧠 総まとめ(超重要)
ASML決算は「数字よりメッセージ」
- EPS未達 → ノイズ
- 1Qガイダンス弱 → 四半期ブレ
- 受注+CEOコメント → 本質
👉
AI主導の半導体投資は
2026年も続く前提でOKかな
