結論
どうもこんにちは、株ちゃんです。
結論からいきます。
SOXLは「短期は下落基調入り、中期は重要な分岐点」。
上昇トレンドが一度崩れ、今は25日線・50日線を軸に“耐えどころ”を試されている局面です。
1.ざっくり全体像|SOXLはいまどんな状態?
まずは全体像をざっくり。
・11月に50ドル台手前まで急騰
・その後、高値更新に失敗
・12月は上下に激しく振れながら切り下げ
SOXLらしいといえばらしいですが、
今回のポイントは「下げ方の質」。
単なる押し目というより、
・戻り高値が低くなっている
・移動平均線を下回る時間が増えている
このあたりが、少しイヤな雰囲気を出しています。
2.直近の値動きを噛み砕く|下落基調と言える理由
直近の数字を見てみます。
・直近終値:41.18ドル
・前日比:-1.27%
・直近高値:49ドル台
・下落幅:約-16%前後
特に注目したいのがこの動き。
・上昇時はジワジワ
・下落時は一気にドン
これ、典型的な
「リスク回避モードに入り始めた値動き」です。
SOXLは3倍ETFなので、
指数が少し下がるだけでも
想像以上に値が飛びます。
3.移動平均線が示すサイン|今はどのライン?
チャートを見ると、
青い短期線(25日)
黄色い中期線(50日)
この2本がかなり重要。
現状を整理すると、
・25日線を明確に下抜け
・50日線付近で一旦止まっている
・反発しても25日線が上値抵抗に
これを噛み砕くと、
「トレンドは一段弱くなったけど、まだ致命傷ではない」。
ただし、
50日線を割って定着すると、
下落スピードが一気に加速しやすい。
ここは本当に要注意ゾーンです。
4.今意識される価格帯|どこが分岐点?
価格帯を整理します。
価格帯 意味
45〜46ドル 戻り売りが出やすいゾーン
42ドル前後 直近の攻防ライン
40ドル割れ 下落基調が明確化
36〜38ドル 次の下値メド
今の41ドル台は、
まさに「瀬戸際」。
ここを守れれば
・レンジ相場化
・再度上を試す可能性
割れると
・一段安
・短期勢の投げが連鎖
この流れになりやすいです。
5.なぜSOXLが弱い?背景を整理
ここ大事です。
最近のSOXLの弱さは、
SOXL単体の問題というより、
・米金利が下がりきらない
・利下げ期待の後退
・半導体株が高値圏で警戒されている
こうした「地合い要因」が重なっています。
特にSOXLは
「期待で上がり、現実で売られる」
この性格が強いETF。
だからこそ、
少しでも雰囲気が悪くなると
真っ先に売られやすい。
6.まとめ|今後どこを見る?
最後に整理します。
・短期トレンドは下落基調
・50日線が最後の防衛ライン
・40ドル割れは要警戒
・戻りは売られやすい地合い
ここから大事なのは、
「指数が落ち着いたときに、SOXLがどう反応するか」。
半導体指数が横ばいでも
SOXLが弱いままなら要注意。
逆に、指数が弱いのに
SOXLが踏ん張るなら、次のチャンスの芽。


