結論サマリー
今のSOXLを一言でいうと、「強い上昇トレンドの中で、急騰後の“高ボラ調整”(レンジ〜押し目探し)」って感じ。
RSIはだいたい58前後で、買われ過ぎでも投げ売りでもない“中盤”。上はまだ狙える形だけど、SOXLはレバ3倍なので、ちょい崩れが即・大きな損益に化けるのが怖いところ。
直近の値動きは、終値 $66.29、日中レンジ $64.07–$68.45。このレンジの広さ自体が「ボラ高いよ」ってサイン。
注目すべき“たった3つ”の決定変数
- SOX(半導体指数)のトレンド維持
SOXが押し目浅く粘れるかで、SOXLが上で振れ続けるかがほぼ決まる。 - 米金利の方向(FOMC/CPI/雇用の“市場反応”)
半導体は“将来の利益”で買われやすいから、金利が上がると評価が縮みやすい。 - メモリ需給と価格(DRAM/NAND、DDR5、HBM)
メモリがタイト寄りだと「半導体サイクルの地面」が上がって、指数が崩れにくくなる。
2週間〜3か月:シナリオ
当てに行くより、外れたときに早く気づける設計が大事。
ベース(55%)
- SOXは上昇基調キープ、でも高値圏で上下に振る
- SOXLは $60–$72 を中心にレンジ回転
- 上抜けは“条件付き”(後述の$68.5)
ブル(25%)
- メモリ強い+AI需要継続でSOXが高値更新トライ
- SOXLは $72ブレイク→$80台 が見える
- ただし、急落もセット(上に走るほど下も速い)
ベア(20%)
- 金利再上昇/リスクオフ/決算で期待剥落が重なる
- SOXLは $60割れ→$53近辺(50日線あたり) まで引っ張られやすい
※これは投資助言じゃなく分析。確率は仮置きで、前提が変われば即アップデート案件。
チャート分析:SOXL & SOX
直近データ(整理)
- SOXL:終値 $66.29 / 高値 $68.45 / 安値 $64.07 / 出来高 約69.35M
- SOX:終値 8,214.35 / 高値 8,303.32 / 安値 8,137.49
形状認識(ざっくり)
SOXLはこの数か月で、
急落 → 急騰 → 急落 → 切り返し
みたいな「ショック→反発」型の値動き。トレンドは上でも、落ちる時は一瞬。
SOX側も高値圏でブレてて、指数自体の値幅がそこそこある。これを3倍にするSOXLは、そりゃ荒れる。
“意味があるライン”はここだけ見ればいい
SOXLの重要ラインは、正直この3つでだいたい足りる。
① 上:$68.4–$70.9(直近上値帯)
- 2/18高値 $68.45、2/12高値 $70.86
- ここを上抜けると $72(高値再トライ)→その先 が見える
② 中:$62–$63(足元の需給ライン)
- 揉み合い帯+20日線近辺
- ここ割れると雰囲気が一段弱くなるゾーン
③ 下:$53前後(中期押し目の本丸)
- 2月急落の底付近+50日線近辺
- ここ割れると「調整じゃなく巻き戻し」に寄りやすい
SOX側はシンプルに
- 8,000前後(短期の守り)
- 8,300–8,400(上の壁)
この2点でOK。
RSIの読み方:58は“安心”じゃない
RSIが58くらいって、「息は上がってるけどまだ走れる」状態。
RSIの数字より “同じRSI帯で過去どうなったか” を見る。
- SOXLは、RSI55–60で上昇トレンド中でも、20営業日以内に-25%〜-34%級の押しが普通に起き得る(レバETFなので)。
- 一方で同条件から上に走るケースもある。
だから結論はシンプルで、RSIで安心しない。条件分岐でやる。
次の一手:監視条件は“3つだけ”
条件A(強い)
終値で$68.5を上抜け → 翌日も$68.5上を維持
→ $72再トライの確率アップ
条件B(ふつう)
$62–$63を割らず、RSIが50台キープ
→ レンジ上抜け待ちの押し目候補
条件C(危険)
終値で$62割れ+出来高増
→ $60割れ→$53ゾーン再訪を警戒
指数を動かす中身:結局“主役の機嫌”
SOXは30銘柄だけど、実務感としては今は特に
「AI寄り大型(主役)が指数を引っ張る」局面になりやすい。
だから、幅広く全部が強いというより、
NVDA/AMDあたりの“期待の維持”が効く。
ここが崩れるとSOXLは反応が過激になるので、主役銘柄の材料は“見ない自由”がない。
市況:メモリは「地面」。でも急騰は天井サインにもなる
TrendForceの見通しは、短期的に「需給が締まってる」サインとして強い。
メモリ価格が上がると、メモリ銘柄の採算が改善してセクター全体の安心感になる。
ただしメモリの宿命として、上がり方が急すぎると反転も早い。
「良いニュース」なんだけど、良すぎるニュースが天井の合図になることもある。
マクロ:見るのは数字より“市場の反応”
CPI、雇用、FOMC、議事要旨。
ここで大事なのは「数字が良い/悪い」より、
- 発表後に米金利がどう動いたか
- それを見てSOXがどう反応したか
これが答え。
SOXが高値圏で粘れるなら「タカ派でも耐えてる」。
逆に急落するなら「金利感応度が上がってる」って判断。
売買プラン(設計図):条件分岐でやる
まず初心者が事故りやすいポイント(超重要)
SOXLは「動きが3倍」じゃなくて、日次リターンを3倍。
複数日で持つと、指数が行って来いでもSOXLは削れることがある(ボラティリティ・ドラッグ)。
たとえば指数が
+10% → -9.09%(ほぼ元)
でも、日次3倍だと
+30% → -27.27% で 約-5.45% 残る、みたいなやつ。
分岐1:押し目狙い(ベース想定)
- IF:$62–$63維持+RSI50台
→ THEN:小さく試す(分割) - IF:終値で$62割れ
→ THEN:いったん撤退、次は $60割れ〜$53 で再評価
分岐2:ブレイク狙い(ブル想定)
- IF:$68.5上抜け → 翌日も維持
→ THEN:順張りはアリ。ただし損切りは浅く(レバは遅い損切りが致命傷)
分岐3:守り(ベア想定)
- IF:SOXが8,000割れに近づく/金利ショックで半導体が先に売られる
→ THEN:触らない or サイズを落とす(勝てない相場はある前提)
監視リスト(毎日これだけ)
- SOX:8,000守れるか/8,300超えられるか
- SOXL:$62–$63守れるか/$68.5超えられるか
- マクロ:CPI/雇用/FOMCの後の金利とSOXの反応
- メモリ:TrendForceの更新、各社コメント
- 主役:NVDA/AMDの材料と株価反応
- 支持線/抵抗線は“人が集まる交差点”。
$62–$63は人が多い交差点。ここが崩れると、人が一気に別ルート($60→$53)に流れやすい。 - メモリは“棚の薄い日用品”。
品薄だと値札が上がる。みんなが焦って買うとさらに上がる。
でも高すぎると買い控えが起きて、次は急に冷える。これがメモリのサイクル。
本記事のまとめ(5つ)
- SOXLは上昇トレンド中だが、今は高ボラ調整で事故りやすい。
- 決定変数は SOXのトレンド/米金利の方向(イベント後の反応)/メモリ価格 の3つ。
- 重要ラインは 上:$68.5、下:$62–$63。割れたら $53 を警戒。
- メモリ高は追い風だが、上がり方が急だと反転も早い(サイクルの宿命)。
- レバETFは“日次3倍”。レンジ相場は特に不利。条件分岐とサイズ管理が命。
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