株式投資で意外と難しいのが「自分のポートフォリオを客観的に見ること」です。人間はどうしても保有銘柄に愛着が湧き、リスクの偏りに気づけません。そこで活躍するのがChatGPTです。保有銘柄を渡すだけで、セクター偏重・リスク集中・改善案まで、感情ゼロの視点で診断してくれます。この記事では、私が実際に使っている診断プロンプトをそのまま公開します。
✅ この記事の結論(先に要点だけ)
- 1ChatGPTに保有銘柄と比率を渡せば、セクター偏り・リスク集中を客観診断できる
- 2診断は「配点式」でお願いすると、改善前後の比較がしやすくなる
- 3株価などの最新数値は自分で入力するのが正確に使うコツ
なぜポートフォリオ分析はAIに向いているのか
ポートフォリオ分析は「感情を排除して数字だけを見る作業」です。これはまさにAIの得意分野。人間が自分の保有銘柄を見ると「この株は思い入れがあるから…」とバイアスがかかりますが、AIには一切の忖度がありません。
また、セクター分類や相関関係の整理といった「面倒だけど重要な作業」を数十秒で終わらせてくれるのも大きな魅力です。
💡 客観分析の3つの視点
①セクター・業種の偏り ②1銘柄への集中度 ③守り(ディフェンシブ銘柄・現金比率)の有無。この3つをAIにチェックさせるだけで、ポートフォリオの弱点はほぼ洗い出せます。
実践:3ステップでAI診断を受ける
- 1保有銘柄・株数・取得単価・現在の評価額をメモにまとめる(証券口座の保有一覧をコピーでOK)
- 2ChatGPTに貼り付けて、下のプロンプトを入力する
- 3診断結果を読み、指摘されたリスクを自分の投資方針と照らし合わせる
私が使っている診断プロンプト
あなたは優秀なファンドマネージャーです。 以下の保有銘柄リストを分析し、ポートフォリオ診断レポートを作成してください。 【保有銘柄】 (ここに銘柄名・株数・評価額を貼り付け) 【出力してほしい内容】 1. セクター別の構成比率(表形式) 2. リスクの偏り(特定セクター・特定銘柄への集中)の指摘 3. このポートフォリオの強みと弱み 4. 100点満点で採点 ・分散性 25点/リスク管理 25点/成長性 25点/安定性 25点 5. 改善案を3つ提案(売買の推奨ではなく、考え方のヒントとして) 数値はリスト内のものだけを使用し、推測で株価を補わないこと。
⚠️ 注意ポイント:ChatGPTは最新の株価を正確に把握できない場合があります。評価額や株価は必ず自分で入力し、AIには「渡した数値だけで分析させる」のが正確に使う最大のコツです。
診断結果はこう活かす
診断で「半導体セクターに60%集中しています」のような指摘が出たら、それが即「売り」ではありません。自分が意図した集中なのか、無意識の偏りなのかを確認するのが目的です。意図しない偏りだった場合にはじめて、リバランスを検討します。
私の場合は月1回、月末にこの診断を実行し、結果をメモアプリに保存しています。数か月分を並べると、自分のポートフォリオの変化が一目で分かるようになります。
よくある質問
Q. 無料版のChatGPTでもできますか?
A. できます。ただし長いリストの分析や表の出力は有料版のほうが安定します。まずは無料版で試して、物足りなくなったら課金を検討すればOKです。
Q. 投資信託やETFも診断できますか?
A. できます。銘柄リストにファンド名と評価額を入れれば、株式と合算して構成比を分析してくれます。ETFは「中身のセクター」も加味するよう指示すると精度が上がります。
Q. AIの改善案をそのまま実行していい?
A. そのまま実行するのはおすすめしません。AIの提案はあくまで「気づきのヒント」。最終判断は自分の投資方針と照らして行いましょう。
まとめ
ポートフォリオの客観分析は、AI活用の中でも特に効果を実感しやすい使い方です。月1回の診断を習慣にするだけで、リスクの偏りに早く気づけるようになります。
次回は、診断したポートフォリオが「10年後にいくらになるのか」をAIでシミュレーションする方法を解説します。
📚 ChatGPT×株式投資 実践シリーズ(全5回)
- 第1回 ポートフォリオAI診断(この記事)
- 第2回 リターンシミュレーション »
- 第3回 銘柄比較・スクリーニング »
- 第4回 ニュース・決算速報の要約 »
- 第5回 売買ルール・メンタル管理 »
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。AIの出力には誤りが含まれる場合があります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いします。
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注意
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

