銘柄選びで挫折する最大の原因は「比較する項目が多すぎること」です。PER・PBR・配当利回り・自己資本比率…。全部を自力で表にまとめるのは正直しんどい。そこでChatGPTです。候補銘柄と数値を渡せば、比較表の作成から強み弱みの整理までを一気に片付けてくれます。
✅ この記事の結論(先に要点だけ)
- 1候補銘柄の指標をChatGPTに渡せば、比較表+強み弱み整理が数十秒で完成する
- 2指標の数値は証券会社アプリや決算資料から自分で転記するのが正確
- 3AIの役割は「整理」まで。最終的にどれを買うかの判断は必ず自分で行う
AI銘柄比較の基本的な考え方
ChatGPTに「いまのトヨタのPERは?」と聞くのはおすすめしません。AIは最新の株価データを正確に持っていないため、古い数値や誤った数値を答えることがあるからです。
正しい使い方は逆で、数値はこちらが渡し、AIには整理と解釈をさせること。証券会社アプリの銘柄ページに載っている指標をコピーして渡せば、材料は十分です。
実践:3銘柄をAIで比較する
- 1候補銘柄(2〜5社)の PER・PBR・配当利回り・売上/利益の傾向 をメモする
- 2下のプロンプトに貼り付けて入力する
- 3出力された比較表と講評を読み、自分の投資方針に合う銘柄を絞り込む
銘柄比較プロンプト
あなたは優秀な証券アナリストです。 以下の銘柄データを比較分析してください。 【銘柄データ】 (ここに各社の銘柄名・PER・PBR・配当利回り・業績の傾向などを貼り付け) 【出力してほしい内容】 1. 全銘柄の比較表(渡した指標を横並びで整理) 2. 各銘柄の強み・弱みを3行以内で要約 3. 「割安性」「成長性」「安定性」「株主還元」の4項目を各25点、 合計100点満点で採点し、順位をつける 4. それぞれの銘柄が「どんな投資スタイルの人に向くか」を1行で 渡したデータのみを使用し、最新株価の推測はしないこと。 売買の推奨ではなく、判断材料の整理として出力すること。
⚠️ 注意ポイント:採点や順位はあくまで「渡したデータの範囲での整理」です。決算発表や材料ニュースひとつで前提は変わるため、点数を鵜呑みにせず、必ず一次情報(決算資料)で裏取りしましょう。
スクリーニング条件づくりにも使える
「配当利回り3%以上で財務が健全な銘柄を探したい」というとき、証券会社のスクリーニング機能に入れる条件そのものをChatGPTと一緒に設計するのもおすすめです。「この投資方針に合うスクリーニング条件を5つ提案して」と聞けば、自分では思いつかなかった絞り込み軸が見つかります。
よくある質問
Q. 指標の意味が分からないときは?
A. そのままChatGPTに「PERとは何か、初心者向けに例え話で説明して」と聞けばOK。比較と学習を同時に進められるのもAI活用の魅力です。
Q. 何銘柄まで一度に比較できますか?
A. 実用的には5銘柄程度までがおすすめです。多すぎると表が読みにくくなり、比較の意味が薄れます。
Q. 業種が違う銘柄同士でも比較できますか?
A. できますが、業種によって指標の水準は大きく異なります。プロンプトに「業種水準の違いを考慮して」と一言添えると、より適切な講評になります。
まとめ
銘柄比較はAI活用の中でも時短効果が抜群の領域です。表づくりの1時間をゼロにして、浮いた時間を決算資料の読み込みに充てる。これだけで投資の質は確実に上がります。
次回は、保有後のフェーズで効く「ニュース・決算速報の要約とリスク察知」を解説します。
📚 ChatGPT×株式投資 実践シリーズ(全5回)
- 第1回 ポートフォリオAI診断 »
- 第2回 リターンシミュレーション »
- 第3回 銘柄比較・スクリーニング(この記事)
- 第4回 ニュース・決算速報の要約 »
- 第5回 売買ルール・メンタル管理 »
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。AIの出力には誤りが含まれる場合があります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いします。
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注意
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

