投資を続けるうえで大切なのが「将来のゴールをイメージできていること」です。複利計算は手計算だと大変ですが、ChatGPTなら条件を伝えるだけで、10年後・20年後の資産推移を表付きで一瞬でシミュレーションしてくれます。この記事では、積立シミュレーションと利回り別の比較を出すプロンプトを公開します。
✅ この記事の結論(先に要点だけ)
- 1ChatGPTに「毎月の積立額・想定利回り・年数」を渡すだけで複利シミュレーションが完成する
- 2利回りを3パターン(悲観・標準・楽観)で出すと、ブレ幅まで把握できる
- 3シミュレーションは「予言」ではなく「継続のモチベーション装置」として使う
シミュレーションで分かる「複利の破壊力」
複利とは、利益が利益を生む仕組みのこと。序盤は変化が地味ですが、年数が経つほど雪だるま式に加速します。この加速を体感するには、表やグラフで「見る」のが一番です。
ChatGPTを使えば、Excelの関数を覚えなくても、日本語で条件を伝えるだけで年次推移表を作ってくれます。
実践:積立シミュレーションのやり方
- 1「毎月の積立額」「想定利回り」「積立年数」の3つを決める
- 2下のプロンプトに数字を入れてChatGPTに入力する
- 3出力された年次推移表を確認し、目標額とのギャップを把握する
コピペで使えるシミュレーションプロンプト
あなたは優秀なファイナンシャルプランナーです。 以下の条件で資産運用シミュレーションを行ってください。 【条件】 ・毎月の積立額:〇〇円 ・想定年利回り:3%/5%/7% の3パターン ・運用期間:20年 ・複利(年1回再投資)で計算 【出力してほしい内容】 1. 5年ごとの資産推移表(3パターンを並べて比較) 2. 最終的な「元本合計」と「運用収益」の内訳 3. 各パターンの結果に対する簡単な解説 4. 積立額を月1万円増やした場合の最終額も参考として追記 計算過程も簡潔に示し、表はそのまま読める形で出力してください。
💡 利回りは3パターンで見るのがコツ
未来の利回りは誰にも分かりません。だからこそ「悲観3%・標準5%・楽観7%」のように幅を持たせて見ることで、「最悪でもこのくらい、うまくいけばこのくらい」という現実的な期待値が持てます。
⚠️ 注意ポイント:シミュレーションはあくまで一定利回りを仮定した理論値です。実際の相場は上下しながら進むため、結果を保証するものではありません。暴落年が続くケースも想定し、余裕を持った計画を立てましょう。
応用:目標額から逆算する
「20年後に3,000万円つくるには、毎月いくら必要?」という逆算もChatGPTの得意技です。先ほどのプロンプトの条件部分を「目標額と期間から必要積立額を逆算して」と書き換えるだけでOK。ゴールから逆算すると、いまの積立額が十分なのか一目で分かります。
よくある質問
Q. 想定利回りは何%にすればいい?
A. 過去の市場平均を参考に、控えめな数字で見るのが無難です。大切なのは1つの数字を信じ込まず、複数パターンで幅を見ることです。
Q. 税金や手数料は考慮されますか?
A. プロンプトに「税率20.315%を考慮」「信託報酬年〇%を差し引く」と追記すれば反映してくれます。より現実に近い数字が見たい方は追加しましょう。
Q. グラフにもできますか?
A. 有料版のChatGPTならグラフ描画も可能です。「資産推移を折れ線グラフで」と追記すれば画像で出力してくれます。
まとめ
リターンシミュレーションは、投資を「なんとなく」から「計画」に変えてくれるツールです。数字で未来が見えると、相場が荒れた日でも積立を続ける胆力になります。
次回は、投資先そのものを選ぶ場面でAIを使う「銘柄比較・スクリーニング」を解説します。
📚 ChatGPT×株式投資 実践シリーズ(全5回)
- 第1回 ポートフォリオAI診断 »
- 第2回 リターンシミュレーション(この記事)
- 第3回 銘柄比較・スクリーニング »
- 第4回 ニュース・決算速報の要約 »
- 第5回 売買ルール・メンタル管理 »
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。AIの出力には誤りが含まれる場合があります。投資の最終判断はご自身の責任でお願いします。
株ちゃん
投資 × AIツール 発信中
EPS×PERで根拠ある投資判断を。YouTube・Kindle・Udemyで、AIを活用した株式投資の分析手法をやさしく発信しています。
株ちゃん投資情報Udemy講座一覧
注意
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

