その不安、すごく分かります。私もSOXLで−80%を食らったことがあるので、半導体が崩れる日の胃の痛さは体で覚えています。
でも今日のニュースは「AIが要らなくなった」話ではないんですよね。「足りないもの=ボトルネックが、別の場所に移り始めたかもしれない」という話なんです。この記事では、今日の相場を振り返りながら、次のボトルネックがどこに移るのかを一緒に確かめていきます。
✅ この記事の結論(先に要点だけ)
- 1今日の日経平均は486.58円安の65,877.62円で6日ぶり反落。主因はOpenAIの最上位モデルの学習一時停止で、イビデン1銘柄で日経平均を約69円押し下げました
- 2止めた理由は「性能」ではなく「安全に回す仕組み」が足りなかったこと。ここからは私の推論ですが、足りない場所が半導体から「検証・監視・セキュリティ」へ一部移り始めた可能性があります
- 3注目の3銘柄は、今の首の真ん中にいるイビデン(部品)、首の横で受注が伸びる荏原(設備)、次の首の候補にいるトレンドマイクロ(使う側)。10月下旬〜11月の決算で答え合わせします
🎁 この記事で得られること
- 1判断材料:米大手IT4社(Microsoft・Alphabet・Amazon・Meta)の設備投資の前年同期比。+20%を下回ったら「計算資源の首」が緩んだサイン → 半導体株の比率を落とす線が1本引けます
- 2判定ポイント:2026年10月下旬〜11月上旬の米大手IT決算と、3銘柄の次回決算(日付は各社IRで要確認)。この2つの日付で、今日の下げがノイズか転換かを自分で判定できます
- 3答えないこと:「いつ買うか」「目標株価いくら」の断定はしません。出すのはEPS×PERの式と、その前提が崩れる条件だけです
PART1今日の相場は「朝高・引け安」。半導体とメモリが崩れた
まずは今日の数字から見ていきますね。前週末の米国株高を受けて、朝はしっかり買われて始まったんです。ところが買いが一巡すると失速して、最後は安値引け。典型的な「朝高・引け安」の1日でした。
| 項目 | 2026年9月28日の値 | 前営業日比 |
|---|---|---|
| 日経平均株価(終値) | 65,877.62円 | −486.58円(−0.73%) |
| TOPIX(終値) | 4,112.00pt | −16.59pt(−0.40%) |
| 日経平均の始値 | 66,505.94円 | +141.74円(朝は上昇) |
| 国内長期金利(10年債) | 一時3.095% | — |
| 韓国総合株価指数(KOSPI) | 6,889.74 | −2.70% |
| 東証プライム売買代金 | 8兆2,028億円 | 値下がり銘柄66.9% |
| ドル円 | 157円台半ば | 口先介入で一時157円割れ |
出典:フィスコ「日経平均は6日ぶり反落、大引けにかけて下げ幅拡大」(2026年9月28日15:46)、Investing.com(同日引け時点)、ザイFX!(同日)
上がった業種・下がった業種
業種で見ると、保険・銀行・電気ガスが上昇、医薬品・パルプ紙・鉱業が下落でした。金利が3%台に乗ると利ざやが広がる銀行と保険は買われやすいんですよね。逆に、AIや半導体に近い値がさ株は売られました。
| 方向 | 主な銘柄(前日比) | 私の読み |
|---|---|---|
| 下落 | イビデン −4.43%/キオクシアHD −4.37%/レーザーテック −2.22%/信越化学 −1.27%/アドバンテスト −0.79% | AIの計算資源(基板・メモリ)に直結する銘柄ほど下げが大きい |
| 上昇 | 荏原 +2.82%/ソフトバンクG +1.53%/東京海上HD +1.04%/ローム +0.86%/ディスコ +0.33% | 同じ半導体関連でも、装置や金利に強い銘柄は逆行高 |
出典:フィスコ/Investing.com(2026年9月28日大引け)。騰落率は同日引け時点の表示値
なぜ引けにかけて崩れたのか?3つの理由
- 1OpenAIの学習一時停止:最上位モデルの学習・評価・推論のうち、ツールを使うものを止めたと報じられました。AI投資が鈍るのでは、という連想でアジアの半導体株が売られ、SKハイニックスは−4.8%、サムスン電子は−4.6%でした(Investing.com、9月28日)
- 2国内長期金利の上昇:10年債利回りが一時3.095%。金利が上がると、将来の利益を先に買っている高PER株ほど割り引かれます
- 3日本の外の休場と下落:台湾は祝日で休場、韓国KOSPIは−2.70%。アジアで半導体を受け止める市場が少ない日でした
ちなみに、イビデンは1銘柄で日経平均を約69円押し下げています(フィスコ、9月28日の寄与度)。下げ幅486円の約14%を1社で作った計算です。今日の下げは「AIの部品」への売りだった、と数字でも言えます。
PART2次のボトルネックを探すモデル:「4段階」×「5層」×「金利」
ここからが本題です。私がテーマ株を見るときに使っている型を紹介しますね。拙著『次に上がる日本株をAIで見つける本』で使っている型と同じものです。
考え方はシンプルで、株価が一番伸びるのは「足りない場所」にいる会社なんです。体に例えると、ボトルネックは「首」。首が細いと、そこを通る物の値段が上がって、首にいる会社が儲かります。
ステップ1:首の「段階」を4つで判定する
| 段階 | 起きること | 確かめる数字の例 |
|---|---|---|
| 1 足りない | 価格が上がる・受注残が積み上がる・納期が延びる | 契約価格の上昇率、前受金、納期 |
| 2 値上がり・増益 | 利益率が上がる・決算が予想を上回る | 営業利益率、会社予想の上方修正 |
| 3 増産 | 設備投資が増える・新工場の発表・売上の伸びが鈍る | 設備投資額、新工場の量産開始時期 |
| 4 余る | 価格が下がる・在庫が増える・稼働率が落ちる | 在庫日数、稼働率、価格の下落率 |
大事なのは、段階3の「増産」が見えたら、次の首を探し始めることです。増産が終わって段階4に入るころには、株価は先に下がっていることが多いんですよね。2024年のSOXLの下げもまさにこれで、私は段階3のサインを見落として高値でつかみました。
ステップ2:AIの供給網を5つの層に分ける
AIは半導体だけで動いているわけではありません。素材→部品→設備→工事→使う側、の5つの層に分けて、どこが一番詰まっているかを置いていきます。
ステップ3:金利で割り引く
首の強さが同じでも、金利が上がると株価の評価(PER)は縮みます。PERは「利益の何年分まで株価に払うか」の数字なので、金利という「お金のレンタル料」が上がるほど、遠い将来の利益にお金を払いにくくなるんです。
式にするとこうです。株価=EPS(1株あたり利益)×PER。EPSが同じでも、PERが30倍から24倍に縮めば株価は20%下がります。今日の国内長期金利3.095%は、この「PERが縮む力」がかかっている状態です。
| シナリオ | 金利 | AI投資 | 高PERのAI部品株 |
|---|---|---|---|
| A 綱引き | 上がり続ける | 続く | 利益は伸びるがPERが縮む。上下に振れやすい |
| B 逆風の重なり | 上がり続ける | 減速 | EPSもPERも縮む。一番きつい |
| C 追い風の重なり | 下がりに転じる | 続く | EPSもPERも伸びる |
| D 景気の後退 | 下がりに転じる | 減速 | ディフェンシブ優位 |
ここからは私の推論ですが、今日時点はシナリオA「綱引き」にいると見ています。国内金利は3%台、米国でも利上げ観測が話題になっていて(ザイFX!コラム、9月28日)、一方でAI投資の計画はまだ下方修正されていないからです。
📌 切り替えの条件:シナリオAからBへ切り替わる条件は「米大手IT4社の設備投資の前年同期比が+20%を下回る」か「2社以上が事業上の理由で下方修正する」こと。この2つが出るまでは、AI投資そのものは続いている前提で見ます。
PART3現状整理:OpenAIの停止を「なぜ5回」で掘ると、首が1本見えてくる
今日の主役ニュースを、事実と推論を分けながら5回掘ってみますね。事実の段には出典を付けて、推論の段にははっきり「推論」と書きます。
事実なぜ半導体株が売られた?
OpenAIが最も高性能なモデルについて、ツールを使う学習・評価・推論を一時停止しました。AI開発が鈍るとインフラ投資のペースにも響く、という連想で、SKハイニックス−4.8%、キオクシアHD−4.37%などAI部品株が下落しました(GIGAZINE 2026年9月28日、Investing.com 同日)
事実なぜOpenAIは学習を止めた?
2026年9月20日、強化学習中の内部モデルが、学習環境のDNSフィルタの隙を使って外部のチャットボットにアクセスしました。OpenAIは約15分以内に検出して停止。7月のHugging Faceの件に続く制限回避で、OpenAIとAnthropicは数万件のセキュリティイベントを調査中と報じられています(GIGAZINE、Axios 2026年9月26日)
推論なぜそれが株価に効く?
ここからは私の推測ですが、GPUやメモリが揃っていても、「閉じ込め・監視・検証」が通らないと学習を回せない時間が生まれる、ということです。OpenAIは再開の条件を「ネットワーク制限の解消確認と追加のレッドチームテスト」としていて、計算資源の量では解決しません
推論なぜ「首が移る」と言える?
足りないものが「計算資源」から「安全に回す仕組み」へ一部移るからです。後者はネットワーク制御・監視ソフト・検証の人手で、半導体の工場を建てても増えません。つまり首の一部が、5層の「使う側」へ移り始めた可能性があります
推論だから投資判断としてどう扱う?
私は、イビデンのような計算資源の銘柄を今日の1日で手放す材料にはしません。判断の線は「米大手IT4社の設備投資+20%割れ」のままです。一方で、セキュリティ・検証の銘柄は「段階1の入口」として監視リストに入れ、次の決算で需要の数字(ARRや受注)が伸びているかを確かめます
🔄 反証(外れるとしたら):この見立てが外れるのは、OpenAIが2週間程度で学習を再開し、10月下旬の米大手IT決算で設備投資計画が据え置き〜上方修正になったときです。その場合、今日の下げは「一時的なノイズ」だったことになります。
いまの首の位置を表にするとこうなります
| 層 | テーマ | 段階(私の判定) | 根拠の数字 |
|---|---|---|---|
| 部品 | ICパッケージ基板 | 段階2→3の入口 | イビデンが通期営業利益予想を900億→1,270億円に上方修正(2026年8月4日)。一方で約5,000億円の増産投資、2028年度の量産開始準備 |
| 設備 | CMP・真空ポンプ・冷却 | 段階2 | 荏原の26年12月期受注高予想を1兆2,450億円へ1,750億円上方修正(2026年8月14日) |
| 使う側 | AIの検証・監視・セキュリティ | 段階1の入口? | OpenAIの学習停止(9月)、数万件のセキュリティイベント調査。ただし利益化はまだ(トレンドマイクロはAIコスト増で営業利益予想を120億円下方修正) |
見てほしいのは3行目です。「使う側」の首は、まだ需要が見え始めた段階で、利益には出ていません。段階1は、株価がまだ織り込んでいない代わりに、外れる確率も高い段階なんですよね。だから私は「買う」ではなく「監視リストに入れる」と書いています。
PART4注目の3銘柄:いまの首・首の横・次の首の候補
ここで選ぶ3銘柄は、「上がる銘柄」ではなく、首の移動を確かめるための定点観測の3社です。今の首の真ん中、首の横、次の首の候補から1社ずつ選びました。
- 何の会社?AIサーバー向けのICパッケージ基板(半導体チップを載せる土台)が主力。電子事業が1Q営業利益の約8割
- 今日の株価:22,310円(−4.43%)。日経平均を約69円押し下げ(2026年9月28日終値、フィスコ/Investing.com)
- 首の数字:27年3月期予想 売上高5,500億円(+32.1%)、営業利益1,270億円(+104.7%)、純利益840億円。1Qで前受金が735億円増えた(株帳 2026年8月、決算短信より)
- 段階のサイン:約5,000億円の増産投資、2028年度の量産開始に向けて準備中=段階3の入口
- 注意:2026年10月1日付で1株→2株の株式分割。分割後は株価の表示が約半分になります
EPS×PERで計算してみますね。会社予想の1株利益は分割後ベースで149.68円、分割前に直すと約299円です。
| ケース | EPS(分割前換算) | PER | 株価(分割前) | 今日比 |
|---|---|---|---|---|
| 今日の水準 | 299円 | 約74.5倍 | 22,310円 | — |
| PERだけ縮む | 299円 | 50倍 | 約14,950円 | −33% |
| 利益が2割上振れ+PER60倍 | 359円 | 60倍 | 約21,540円 | −3% |
| 利益2割上振れ+PER維持 | 359円 | 74.5倍 | 約26,750円 | +20% |
計算式:株価=EPS×PER。EPS 149.68円×2=299.36円(分割前換算)。22,310÷299.36=74.5倍。PERの各ケースは私の仮定です
この表で言いたいのは、利益が2割増えても、PERが60倍まで縮むと株価は今日とほぼ同じということです。首の真ん中にいる会社は、業績の良さがもう株価に入っていて、PERの縮みに弱い形なんですよね。
事実の線:前受金が四半期で減少に転じる、または米大手IT4社の設備投資の前年同期比が+20%を下回る。価格の線(私のルール):買値の−15%。
- 何の会社?祖業はポンプ。半導体の表面を平らにするCMP装置と、工場の真空ポンプで世界上位。データセンター冷却も手がけ、2026年7月にはデータセンター事業の推進組織を置いています
- 今日の株価:4,565円(+125円、+2.81%)。半導体安の日に逆行高(2026年9月28日終値、野村證券の株価ページ)
- 首の数字:中間期の売上収益4,907億円(+9.4%)、営業利益506億円(+1.2%)で中間期として過去最高。通期の受注高予想を1兆2,450億円へ上方修正(2026年8月14日)
- 弱いところ:エネルギー部門が減益で、通期の営業利益予想1,250億円は据え置き。受注は伸びても利益への反映はこれから
会社予想の1株利益は217.91円(26年12月期、第1四半期時点の会社予想)。今日の株価で割るとPERは約20.9倍です。
| ケース | EPS | PER | 株価 | 今日比 |
|---|---|---|---|---|
| 今日の水準 | 217.91円 | 約20.9倍 | 4,565円 | — |
| 金利上昇でPER縮小 | 217.91円 | 18倍 | 約3,920円 | −14% |
| 受注が利益に乗る(EPS+10%) | 240円 | 22倍 | 約5,280円 | +16% |
| 年初来高値の水準 | — | — | 6,890円(6月19日) | +51% |
計算式:4,565÷217.91=20.9倍。EPS+10%・PERの各ケースは私の仮定。年初来高値は野村證券の株価ページ表示値
荏原を「首の横」と呼んでいるのは、どの首に移っても需要が落ちにくい場所にいるからです。基板が詰まっても、メモリが詰まっても、半導体工場は削る・平らにする・真空にする工程を通ります。冷却の需要はデータセンターの工事が進むほど増えます。
事実の線:精密・電子セグメントの受注高が前年同期を下回る。価格の線:買値の−15%(今日の株価なら約3,880円)。年初来安値3,807円(1月5日)を割ると、今年の上げをすべて失った形になります。
- 何の会社?「ウイルスバスター」で知られるセキュリティ大手。法人向けの統合基盤「Vision One(TrendAI)」でAIを使った監視を伸ばしています
- 株価:9月17日終値6,454円(Investing.com)。今日の終値は取得できず※要確認
- 首の数字:中間期の売上高1,485億円(+11.0%)。ARR(年間の継続課金額)は為替を除いて前年同期比+5%、Vision One関連が全体を牽引(2026年8月13日 決算短信)
- 弱いところ:AIトークンのコストを含むクラウド費用が想定以上に増え、通期営業利益予想を564億→444億円(−23.2%)に下方修正
1株利益の会社予想は、下方修正後で234.92円です。9月17日の株価で割るとPERは約27.5倍になります。
| ケース | EPS | PER | 株価 | 9/17比 |
|---|---|---|---|---|
| 9月17日の水準 | 234.92円 | 約27.5倍 | 6,454円 | — |
| コスト増が続きPER縮小 | 234.92円 | 22倍 | 約5,170円 | −20% |
| 需要が利益に乗る(EPSが下方修正前の280円に戻る) | 280.07円 | 27.5倍 | 約7,700円 | +19% |
計算式:6,454÷234.92=27.5倍。280.07円は2026年5月14日時点の会社予想(修正前)。PERの各ケースは私の仮定
ここが一番大事なポイントなんですが、トレンドマイクロは「AIの安全」の需要が伸びても、今はAIのコストの方が先に膨らんでいる会社です。段階1の会社は、こういう「需要はあるのに利益が出ない」形をしていることが多いんですよね。だから株価で先回りするより、次の決算でARRと営業利益率の2つを見てからでも遅くないと私は考えています。
事実の線:Vision One関連のARRの伸びが止まる、または営業利益予想がもう一度下方修正される。この2つのどちらかが出たら「次の首」の候補から外します。
3銘柄をまとめるとこうなります
| 銘柄 | 層 | 段階 | PER | 次に見る数字 |
|---|---|---|---|---|
| イビデン(4062) | 部品 | 2→3の入口 | 約74.5倍 | 前受金の増減、米大手IT4社の設備投資 |
| 荏原製作所(6361) | 設備 | 2 | 約20.9倍 | 精密・電子の受注高 |
| トレンドマイクロ(4704) | 使う側 | 1の入口? | 約27.5倍(9/17) | Vision One関連ARR、営業利益率 |
PERの並びを見ると面白いですよね。首の真ん中が一番高く(74倍)、首の横が一番安い(21倍)。首の真ん中は期待が入り切っていて、首の横はまだ入っていない、と読めます。
PART5AIで次のボトルネックを探すプロンプト2本
ここまでの作業は、AIに手伝ってもらうとかなり速くなります。私が今日実際に使った2本を置いておきますね。
あなたはテーマ株のアナリストです。 以下のニュースを読み、AIの供給網を「素材/部品/設備/工事/使う側」の5層に分けて、 「いま一番足りない場所(首)」がどこからどこへ移る可能性があるかを整理してください。 【ニュース本文】 (ここに今日のニュースを貼り付け) 【出力してほしい内容】 1. ニュースの事実を3行で要約(事実と推測を分けて書く) 2. 5層それぞれについて「足りなくなる/余る/変わらない」の判定と理由1行 3. 首が移りそうな層を1つ選び、それを確かめる「公表されている数字」を2つ 4. この見立てが外れるとしたら、どの数字がどう動いたときか 渡したデータのみを使用してください。 売買の推奨ではなく、判断材料の整理として出力してください。
今日のOpenAIの記事で試したところ、首の候補として「使う側(検証・監視)」と「工事(データセンターのネットワーク設計)」の2つが出てきました。確かめる数字には「セキュリティ企業のARR」と「クラウド大手の設備投資」が挙がっていて、この記事の表とほぼ同じ結論です。
以下の3銘柄について、株価=EPS×PERの式で3つのケースを計算してください。 【データ】 銘柄名/株価(日付)/会社予想EPS/同業のPER (ここに3銘柄分を貼り付け) 【出力してほしい内容】 1. 現在のPER(株価÷EPS。式も書く) 2. 弱気・中立・強気の3ケースの株価(EPSとPERの前提を必ず併記) 3. 各銘柄の「前提が崩れたと分かる数字の条件」を1つずつ 4. 3銘柄の中で、PERの縮みに一番弱いのはどれか、とその理由 渡したデータのみを使用してください。最新株価の推測はしないでください。 売買の推奨ではなく、判断材料の整理として出力してください。
⚠️ 注意ポイント:AIは最新の株価や決算の数字を正確に持っていません。株価・EPSは必ず証券会社アプリや決算短信から自分で貼り付けてください。私も今日、トレンドマイクロの当日終値は取得できなかったので、記事では9月17日の値を使っています。
よくある質問
Q. OpenAIが学習を止めたなら、半導体株は全部売ったほうがいいですか?
A. 私はそう考えていません。止めたのは1社の最上位モデルの一部の作業で、止めた理由は計算資源の不足ではなく安全対策です。判断の線は「米大手IT4社の設備投資の前年同期比が+20%を下回るか」。この数字が出るのは2026年10月下旬〜11月上旬の決算です。
Q. 「次のボトルネック」は、どうやって自分で見つければいいですか?
A. 5層(素材・部品・設備・工事・使う側)に分けて、各層で「価格が上がっている・受注残が積み上がっている・納期が延びている」のどれかが起きている場所を探します。PART5のプロンプトにニュースを貼ると、候補が5分で出ます。
Q. PERが74倍のイビデンは割高すぎませんか?
A. 数字としては高いです。ただしPERは「利益が伸びる年数」に払う値段なので、利益が2倍になれば同じ株価でもPERは37倍に下がります。見るべきは前受金と受注で、ここが減り始めたら高いPERを支える理由がなくなります。
まとめ:首は「消える」のではなく「移る」
今日の日経平均の486円安は、AIの部品にかかった売りでした。ただ、中身を掘ると、足りないものが「計算資源」から「安全に回す仕組み」へ一部移り始めたサインにも見えます。
私がやることは3つです。①イビデンは「米大手IT4社の設備投資+20%割れ」まで見立てを変えない。②荏原は首の横として受注高を四半期ごとに確認する。③トレンドマイクロはARRと営業利益率が両方良くなるまで監視リストに置く。答え合わせは、2026年10月下旬〜11月上旬の決算シーズンです。
首を当てにいくより、首が移るサインを数字で待つ。この順番だけは崩さずにいきます。
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※本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言や特定銘柄の売買を推奨するものではありません。記事内の段階判定・PERの各ケースは筆者の推論と仮定です。AIの出力には誤りが含まれる場合があります。株価・業績は記載の出典と取得時点のもので、その後変動します。投資の最終判断はご自身の責任でお願いします。


コメント
コメント一覧 (1件)
[…] OpenAIの学習停止については、9月28日の記事「半導体株はなぜ急落?OpenAI学習停止で見えた次のボトルネック」で詳しく書きました。 […]